激ムズなアクセント移動を可能にする方法【4ストロークその④】

Previous Page...

”うるさいドラマー”と言われないために!音量を抑えるドラムテクニック【4ストロークその③】

 

 

こんにちは!だいちです!

 

 

 

ここまで3回に渡って

ストロークのお話をしてきました。

 

 

きちんとしたストロークの重要性と、

 

〇ダウンストローク

〇アップストローク

タップストローク

 

それぞれについて

おわかりいただけたかと思います。

 

 

 

f:id:daichi_drums:20200721030620j:plain

 

 

ここまでで、

 

〇速く手を動かす方法

〇強・弱のつけ方

 

をお話ししてきましたが、

 

実は、

その2つの項目を

より強化する方法があるんです。

 

 

f:id:daichi_drums:20200721032610j:plain

 

この方法を知っているのといないのでは、

ドラムの上達の度合いに

大きく差が出てきます。

絶対に習得してください!

 

 

 

まず、

ここまでのストローク

叩き方のおさらいをしておきましょう。

 

 

ストロークの叩き方を理解する上で

大事にしてほしい項目が2つあります。

 

 

それは、

 

 

叩き始める位置と叩き終わる位置です。

 

f:id:daichi_drums:20200713001346j:plain

 

 

それぞれのストローク

叩き始める位置

叩き終わる位置

まとめてみました。

 

 

 

〇ダウンストローク

始めの位置:高い

終わりの位置:低い

 

〇アップストローク

始めの位置:低い

終わりの位置:高い

 

タップストローク

始めの位置:低い

終わりの位置:低い

 

 

 

このように、

ストロークというのは

始めと終わりの位置が

高いか低いかで分類されます。

 

f:id:daichi_drums:20200713142922j:plain

 

 

叩き始めの位置が低いこと

音量を抑えたり

 

逆に、

 

初めの位置を高くする

ことによって音量を出したり

 

低い位置で終わり、

低い位置で始めることで

無駄のない流れるような動きで

スティックを速く動かすことができる

 

という訳なんです。

 

 

ということで今回は、

 

そんな今までの

3つのストロークを円滑に繋ぎ、

より難しい強弱の移動を

可能にする方法をお教えします。

 

 

f:id:daichi_drums:20200721033609j:plain

 

 

そのために、

まず4つ目のストローク

 

【 フルストローク

についてお話していきます。

 

フルストロークとは、

スティックを高い位置から打ち、

高い位置で止める

というストロークです。

 

では実際に叩いてみます。

 

 


フルストローク

 

 

いかがでしょうか?

 

叩き始めも終わりも

高い位置なのがおわかり

いただけたかと思います。

 

『ただこのストローク、どうやって使うの?』

 

f:id:daichi_drums:20200721034149j:plain

 

 

と思いますよね。

 

このフルストロークは基本的に、

他の3つのストローク

組み合わせて使ってあげることが多いです。

 

 

前回の記事で、

 

 

の叩き方をお教えしたと思います。

 

 

ただ、

ドラムを演奏する上で

同じ強弱ばかりでは

ないですよね?

 

 

だったり、

 

 

長めのフレーズのものだと、

みたいなものもあると思います。

 

 

そういった、

が続く場面で

フルストローク

活きてきます。

 

次の譜面を見てください。

 

f:id:daichi_drums:20200721011113p:plain

これは16分音符が

続いている譜面なのですが、

音符の上にある『>』これは

アクセントといって【 強 】を表す記号です。

 

この譜面を

ストローク別に叩き分けると

どのようになるか、

次の譜面を見てください。

 

f:id:daichi_drums:20200721011115p:plain

( D:ダウン

  U:アップ

  T:タップ

  F:フル   )

 

譜面だけだとわかり辛いので、

実際にどのようにして

この譜面を叩くか、

動画で見ていきましょう。

 

後半は速めに叩いてますので、

最後まで見てください。

 

 

いかがでしょうか?

 

この譜面は難しい部類ですが、

 

アクセントがバラバラに

なっている譜面を叩くときには、

こんなにも瞬時にストローク

切り替えをしているんです。

 

『プロっていつも叩くときに

○○ストロークか考えながら

叩いているのか…無理だ…』

 

そう思われた方、いると思います。

 

結論から言うと、

プロのドラマーでも

○○ストロークを考えながら

叩いている人はいません。

 

『じゃあどうやって使い分けてるの?』

 

それは、

 

日々の地道な練習です。

 

日頃から

こういったアクセント移動の

練習を積み重ねることによって、

 

『次こう叩きたいからこう動こう』

 

という感覚が研ぎ澄まされていくのです。

 

 

 

『綺麗なアクセント移動を

出来るようになりたい!』

 

『難しいフィルイン

叩けるようになりたい!』

 

f:id:daichi_drums:20200709013047j:plain

 

 

という方は、

 

今回お教えした

フルストローク含め、

4つのストローク

叩けるようになりましょう!

 

 

 

次回の記事では

 

実際にドラムセットを使って、

この4つのストローク

どう活かされるのか

実演していこうと思います。

 

ドラムセットでの

応用法を知りたい!

という方は

是非次の記事をご覧ください!

 

Next Page...

ドラマーなら誰でも知ってる"あの曲"のドラムイントロが叩けるようになる方法【4ストロークその⑤】