こんにちは!だいちです!
さて、
前回までの記事を読んで、
ドラムの演奏において、
リズムパターンと
フィルインというのは
切っても切り離せない
大事な要素だということは
わかっていただけたでしょうか?
そのうちの1つ、
リズムパターンについては
前回前々回の記事で譜面の読み方を
中心にお話しましたね。
このように、
縦のラインで譜面を見ると
手足の繋がりがわかりやすく
なるというお話でした。
ただ、
もう一つの要素の
フィルインはとても複雑で
譜面を理解せずに
なんとなく叩いていては、
絶対にかっこいいフィルインを
叩けるようにはなりません。
『耳コピで練習してるけど、
なんか原曲と違う気がする…』
『やりたい曲の楽譜を買ったけど、
フィルインの部分は読めない…』
『フィルインを解説している
動画があるけど、
譜面が読めないから
耳で覚えるしかない…』
そういった、
もったいないくて
効率の悪いドラマーに
ならないために、
しっかり譜面を理解して
かっこいいフィルインを
叩けるようになるために、
更にドラム譜の理解を深めましょう!
まず、フィルインによく使われるのは
やはり【 タム系 】の楽器ですよね。
ということで、
まずはそれぞれのタムが
譜面におけるどの高さに
位置するかを把握しましょう。
この画像は、それぞれ
〇スネアドラム
〇ハイタム
〇ロータム
〇フロアタム
を4分音符で示したものです。
それぞれの場所の覚え方としては、
スネアより上にハイタムとロータム、
スネアの下にフロアがある、
といった、スネアを中心に
覚えるといいと思います。
では、
まずはわかりやすい
フィルインから見ていきましょう。
これは16分音符で1拍ずつ
スネア~フロアの順に叩いたものです。
では実際に叩いてみましょう。
では次です。
前半2拍は8分音符で、
後半2拍は16分音符を2つずつ
スネア~フロアに繋いだものです。
タム間の移動が速くなっているので、
腕を速く振って遅れないように
しましょう。
では叩いてみます。
では次です。
以前の記事でお話しした、
『タカタン』と『タッタカ』を
使ったフィルインです。
手順が複雑になっているので
先ほどの譜面より難易度が上がっています。
1拍ずつに分けて考えるようにしましょう。
では叩いてみます。
では次で最後です。
このフィルインのリズムは、
使っているようなリズムです。
全て16分音符なので、
手順は全て『RLRL』ですが、
タムに切り替わる瞬間が
難しいフィルインになっています。
では叩いてみます。
ということで、
ここまでいくつかのフィルインを
ドラム譜の観点から解説していきました。
初めのうちは、
パッと楽譜を見て
タムの位置を把握できなかったり
すると思います。
ただそれも、
楽譜を読んでいくうちに
慣れてきますし、
なにより冒頭でも言ったように、
『このフィルインがどういう音符で
構成されているのかを理解する』
というのがとても大事なんです。
それでは最後に
タムの位置のおさらいです。
スネアを中心に、
上がハイタムロータム、
下がフロア、と考えると
より早く覚えることが出来ます。
それを理解することで
今回やったようなフィルインも、
耳で聴くだけよりも楽に習得でき、
叩けるようになるので、
『かっこいいフィルインを
叩けるようになりたい!』
という方は、
スネア含むタムの位置を把握して、
ドラム譜を読みこなせるようになりましょう!