今使っているスティック、本当に選び抜いたスティックですか?【スティック紹介】

こんにちは!だいちです!

 

 

ドラムを練習する上で

必要なものはいくつかありますが、

 

その中でも最も種類が多く、

最も必要なものは、

間違いなくドラムスティックだと思います。

 

そんなドラムスティックですが、

使うスティックの種類で

確実に演奏の質が変わります

 

ストロークのしやすさ

ショットスピードパワーはもちろん、

 

ドラムセットの音色音量

セットのセッティングにも影響します。

 

 

今アナタが使っているそのスティック、

ちゃんと選び抜いて決めたスティックですか?

 

 

『種類が多すぎてわからない・・・』

 

『スティックなんて

叩ければなんでもいいでしょ』

 

 

といった方々に向けて、

 

僕がこれまで使ってきたスティックを

実際の使用感を含めて

ご紹介していこうと思います!

 

 

これからドラムを始める人や

使うスティックにこだわりがなかった人の

参考になれば嬉しいです!

 

 

 

 

 

 

 

VIC FIRTH / 5A

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◯材質 ヒッコリー         

◯重さ 標準

◯長さ 標準

◯太さ 標準

◯チップ ティアドロップ

 

 

世界標準モデルの

『Vic-Firth/5A』ですが、

 

今回はこちらの

『Vic-Firth/5A』を基準に

 

◯材質

◯重さ

◯長さ

◯太さ

◯チップの形状

 

上記5つの項目で比較して

お話ししていこうと思います!

 

今回は、

僕がそれなりの期間使ってきた

8種類のスティックをご紹介します!

 

せっかくなら僕が使ってきたスティックを

時系列順に紹介したいので、

 

『だいちさんが

今使っているスティックだけ知りたい!』

 

という方は、

この記事の下の方まで

スクロールしちゃってください!

 

 

まず僕がドラムを始めた頃

(高校3年〜大学1年)に

使用していたスティックがこちらです!

 

 

 

1.VIC FIRTH / VIC-5B

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◯材質 ヒッコリー

◯重さ 少し重い

◯長さ 標準

◯太さ 太い

◯チップ ティアドロップ

 

先ほどご紹介した5Aと対になる、

世界標準モデルの5Bです!

 

スティックのバランスが良く、

初心者にも扱いやすいスティックですね。

 

これまで過去色んな種類の

スティックを使ってきましたが、

 

要所要所でこのスティックに

帰ってきてしまう、

僕にとって実家のような

スティックです。笑

 

5Aに比べ一回り太くなってますので、

よりパワーが欲しい人に

向いているスティックだと思います!

 

========================

 

◯こんな人にオススメ!

・音量が欲しい人

・楽に振って音量を稼ぎたい人

・初めてスティックを買う人

 

========================

 

しばらくこの5Bを

メインで使っていたのですが、

 

太くてパワーが出てしまうが故に、

Jazzなどの繊細な演奏が求められる曲との

相性が悪いと感じたため、

 

『違う種類のスティックも試してみよう!』

 

 

と思い購入したのがこちら!

 

 

 

2.VIC FIRTH / VIC-SD2 BOLERO

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◯材質 メイプル

◯重さ 標準

◯長さ 少し短い

◯太さ かなり太い

◯チップ 球型

 

繊細なタッチを求めてるのに、

なんでかなり太めのスティックを選んだの?』

 

 

と言われそうなのですが、

 

実はこのスティックを買ったのが

ネット通販だったので、

 

太さなどあまりよくわからず

買ってしまったんですよね、笑

 

なので届いたときに、

 

『うわ、、太っ、、

スティック選びミスったわ、、、』

 

ってなったんですが、

 

いざ使ってみると

めちゃめちゃいいスティック

だったんです!!

 

どこがどういいのかと言うと、

まず材質が『メイプル』であること!

 

ヒッコリーに比べて

木が柔らかくて軽量なことから、

 

シンバル系、

特にライドシンバルの音

ものすごく綺麗に鳴ってくれるんです!

 

そしてチップの形状

『球型』であること!

これまでティアドロップ型しか

使ってこなかったので、

 

『なんて粒立ちの綺麗な音がするんだ...!』

 

 

と、衝撃を受けました。

 

スティック自体、

かなり太めではあるんですが、

 

元々繊細な音色を求めて購入し、

オープンリムショットでの演奏を

あまり想定していないので、

 

太さが全く気にならず、

むしろ手元に重心が寄っているので

コントロールがしやすかったですね

 

これからまだ色々なスティックを

ご紹介していきますが、

 

ライドシンバルの音色の綺麗さで言うと、

未だにこのスティックを超える

スティックに出会ったことはないです!

 

1つだけ難点を挙げるとしたら、

太めの形状が故に、

クローズドリムショット

打ち辛い点ですね

 

========================

 

◯こんな人にオススメ!

・綺麗なシンバルの音色が欲しい人

・あまり音量が必要ない曲を演奏する人

・メイプルのスティックが好きな人

 

========================

 

そうして5BSD2 BOLERO

2セット使いを始めたのですが、

 

『両方のスティックの

良いとこ取りしたスティックってないのかなぁ』

 

 

と思いたどり着いたスティックがこちら!

 

 

 

3.VIC FIRTH / VIC-AS5A

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◯材質 ヒッコリー

◯重さ 標準

◯長さ 標準

◯太さ 標準

◯チップ 球型

 

名前に『5A』と入っているように、

基本的なスペックは5Aと全く同じです。

 

違うのは、

チップがティアドロップではなく

球型なところですね

 

球型になったことにより、

従来の5Aや5Bよりも

ライドの粒立ちはかなり良く

 

『ヒッコリーのスティックでも

チップが変われば音が変わるんだなぁ』と

気付かされたスティックでした。

 

ある程度のパワーは残しつつ、

シンバルの音色も取りつつ、

まさに僕の理想のようなスティックで

結構長い間使っていたと思います

 

========================

 

◯こんな人にオススメ!

・シンバルの粒立ちが欲しい人

・5Aモデルが好きな人

・球型チップが好きな人

 

========================

 

ですが、

やはりメイプルスティック

柔らかい音が忘れられず、

 

メイプル材でメイン使いできる

スティックを探して買ったのが

こちらのスティックです!

 

 

 

4.VIC FIRTH / AH5A

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◯材質 メイプル

◯重さ 少し軽い

◯長さ 標準

◯太さ 標準

◯チップ ティアドロップ

 

こちらも基本スペックは5Aと全く同じで、

材質がメイプルになったバージョンですね

 

メイプルになったことで、

僕の求めていたシンバルの音色

綺麗でマイルドになり、

 

多少プレイングが雑でも、

メイプル特有の

柔らかくて丸い出音になってくれるのが

良いところでしたね

 

ただ、

ヒッコリーに比べて軽めなので、

タムなどをしっかり鳴らそうと思うと

それなりのショットスピードが必要なのと、

 

メイプル自体が柔らかい材質なので、

ハイハットを叩いたり、

オープンリムショットなどで

木がものすごく削れるので、

 

激しい曲を演奏すると

すぐにスティックが

ダメになってしまうのが

難点だなぁと感じました

 

========================

 

◯こんな人にオススメ!

・激しすぎる曲を叩かない人

・柔らかい音色が欲しい人

・5Aモデルが好きな人

 

========================

 

僕がメインで演奏するジャンルはFusionで、

それなりに激しい曲も多かったので、

 

『やはりメイン使いはヒッコリーか...』

 

 

と思い色々物色した結果、

ドラマーのシグネイチャーモデル

手を出してみることにしました!

 

 

 

5.VIC FIRTH / VIC-SG

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◯材質 ヒッコリー

◯重さ 標準

◯長さ ほんの少し短い

◯太さ ほんの少し細い

◯チップ 樽型

 

こちらは、

言わずと知れたレジェンドドラマー

スティーブ・ガッド

シグネイチャーモデルの

スティックになります。

 

 

真っ黒なフォルムに

ガッドのサインが印字されたスティックで、

 

これまで色付きのスティックを

買ったことがなかったので、

テンションが上がった

のを覚えてますね笑

 

スペックとしては、

5Aよりもややサイズダウンしたような感じで、

 

『色以外あまり特徴がないのかなぁ』

 

と思っていたのですが、

 

いざ練習Padで振ってみると、

スティックがめちゃめちゃ跳ね返る!

 

スティックの重心の位置が

良いのかなんなのか、

リバウンドを取るのがとても楽で、

ものすごく手にフィットしたのを

覚えてますね

 

ただ、

いざドラムセットで使ってみたときに、

 

標準よりたった数ミリしか違わないはずの

スティックの短さが気になり、

なんとなくタムやシンバルまでの距離

遠く感じてしまったのと、

 

樽型のチップに慣れなかったため、

そこまで長く使うことはなかったですね

 

========================

 

◯こんな人にオススメ!

スティーブ・ガッドが好きな人

・しっかりリバウンドを感じたい人

・コンパクトなスティックが好きな人

 

========================

 

次に購入したスティックがこちら!

 

 

 

6.VIC FIRTH / VIC-DW

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◯材質 ヒッコリー

◯重さ 少し重い

◯長さ 長い

◯太さ 標準

◯チップ 俵型

 

こちらも、

レジェンドドラマーである、

『デイブ・ウェックル』のモデルになります。

 

標準よりも長めであることから

スティックがしなってスピードが乗るので、

 

タムなんかは、

今まで使ってきたスティックよりも

しっかり鳴ってくれました

 

ただ、長いが故に、

振った時に実際のスティックの重さよりも

重く感じます

 

先述したスティーブガッドモデルと比べて、

リバウンドがしやすいという感じではなく、

むしろ個人的には少し扱いづらかった印象です。

 

また、

スティクそのものに塗装がしてあり、

手汗で滑りやすくなってしまうため、

 

手汗人間の僕としては

そこも扱いづらかった点の1つですね、笑

 

========================

 

◯こんな人にオススメ!

・デイブ・ウェックルが好きな人

・長いリーチが欲しい人

・手汗かかない人

 

========================

 

そしてこの辺りの時期から、

周りの先輩や、

動画で見るレジェンドドラマーの影響で、

ひたすらにパワーを求める時期に

差し掛かります、笑

 

冒頭で紹介した5Bを再度使うようになり

練習をしていたのですが、

 

『これではまだパワーが足りない...!!』

 

 

と思いたどり着いたのがこちら!

 

 

 

7.VIC FIRTH / VIC-EXTREME 5B

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◯材質 ヒッコリー

◯重さ 重い

◯長さ 長い

◯太さ 太い

◯チップ ティアドロップ

 

ただでさえ重くて太い5Bですが、

そこに長さを加えることで

『重い!太い!長い!』の三拍子が揃った

超攻撃特化のスティックです!

 

このスティックに慣れるまでは、

僕がスティックを振っているのか、

はたまたスティックに振られているのか

わからないくらいに扱いに苦戦しました。笑

 

ただ、

扱いに慣れてしまってからは

圧倒的な音量感とスピード

手に入れましたね

 

 

しかし、

使っていくうちに手にマメができてしまい

長時間の練習が出来なくなってしまったのと、

 

周りの先輩から、

 

『だいちの音痛いわ...』

 

 

と言われショックを受けまして、

それ以降は音量を追求するのはやめました。笑

 

ただ、

これはスティックが悪いのではなく、

 

【 音量が出るスティック 】

   ✖️

【 フルパワー 】

 

で叩いてしまっていたので

音が汚くなってしまいましたが、

 

正しい力加減で叩くことで

通常よりも抑えめの力加減

大きな音量を出せる

スティックですので悪しからず!!笑

 

========================

 

◯こんな人にオススメ!

・パワーが欲しい人

・楽に振って音量を稼ぎたい人

・リーチが欲しい人

 

========================

 

そして最後に、

今まさに僕が使っている

スティックがこちら!

 

 

 

8.VIC FIRTH / VIC-SBG

 

 

 

 

 

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◯材質 ヒッコリー

◯重さ 少し重い

◯長さ 標準

◯太さ 太い

◯チップ 小さめのティアドロップ

 

こちらは、

僕が大好きなドラマー

『ベニー・グレブ』

シグネイチャーモデルの

スティックになります。

 

大学4年の頃に

このモデルが出て以降、

ずっとこのスティックを

使い続けています!

 

スペックとしては

ほぼ5Bと同じなのですが、

 

チップ部分が5Bよりも一回り小さいので、

シンバルの粒立ちや音色が良く

かつ音量も稼げるスティックになってます

 

5Bよりも重心が少し下の方にあることから、

スティックに振り回される感じが少なく、

手元でコントロールしやすい印象ですね

 

僕個人としましては

攻守のバランスが整った

最強のスティックです!

 

なんと気づけば

僕のドラム人生の中で

最も長く使っているスティックになりますね

 

========================

 

◯こんな人にオススメ!

・ベニー・グレブが好きな人

・シンバルの粒立ちが欲しい人

・5Bモデルが好きな人

 

========================

 

 

◯まとめ

 

僕はスティックメーカーの中でも

Vic-Firth信者なので、

他メーカーのスティックとの

比較はあまりできないのですが、

 

5Aや5Bといった世界標準のモデルでも

Vic-Firthのスティック

スティックの重心が手元側(グリップエンド側)

のものが多い印象ですね

 

なので、

スティックを振った時に、

スティックに振り回される感じが少ないというか、

自分でコントロールできる感が強いのが

特徴かなと個人的には思っています。

 

逆に言えば、

スティックを振った時に

スティックの重みそのものが伝わりにくいので、

 

他メーカースティックよりも

タイコ系統なんかを叩く時には

ちょっと強めに(深めに)

叩いてあげる必要があるのかなと

思ったりしてます

(※あくまで個人の感想です)

 

僕も

曲によって、ライブによって

スティックを使い分けたりしてますし、

 

僕にとって使いやすいスティックが

皆さんにとって使いやすいスティック

とは限らないので、

 

たくさんの種類のスティックを

試していただきたいなと思います!

 

僕自身、

理想のスティックに出会うまでに

4年くらいかかりましたし、

 

皆さんも長い目で

スティック探しの旅を

して欲しいなと思います!

ドラマーにとって必須のスキル、”耳コピ”が出来るようになるコツとは!?

こんにちは!だいちです!

 

 

皆さんはドラムを練習する中で、

 

『好きな曲を叩けるようになりたい!』

 

『難しいフレーズを

叩けるようになりたい!』

 

と思うこと、ありますよね?

 

それを叶えるための

一番大事なスキル

何かわかりますでしょうか?

 

それは、

 

耳コピのスキル 】

 

です。

 

 

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ただ、いきなり

耳コピをしましょう!”

と言われても、

 

耳コピなんてしたことない…』

 

耳コピの仕方がわからず、

苦手意識がある…』

 

 

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そういった方がほとんどだと思います。

 

 

今はYouTubeに叩いてみた動画が

沢山あるので、それを観れば

ある程度は好きな曲も

叩けるかもしれませんが、

 

例えば自分の好きな曲を

叩いている人がいない場合、

あなたはその曲を

一生叩けるようにはなりません。

 

それに、

 

動画を観て得れるスキルというのは、

目で見て真似る力なので、それを続けても

耳コピのスキルは磨かれません。

 

 

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僕も昔は耳コピが苦手で、

簡単なリズムパターンですら

耳コピできませんでした。

 

ただ、

あるコツを見つけてそれを

習得することにより、

耳コピ力が飛躍的に上がり、

 

当時答え合わせ用にと思って

バンドスコアを買って見てみたところ、

スコアとほぼ遜色なく曲を耳コピすることが

出来るようになっていました。

 

耳コピが出来るようになってからは、

 

自分の好きな曲を

叩けることはもちろん、

難しいフィルインやフレーズも

練習できるようになったり、

 

様々なジャンルの曲を練習して

叩けるようになりました。

 

 

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今回はそんな

 

耳コピが苦手…』

 

といった方のために、

 

耳コピが出来るようになるコツを

お教えします。

 

耳コピが出来るようになって

好きな曲を叩けるようになりたい!』

 

『難しいフィルイン

フレーズに挑戦したい!』

 

そういう方は

最後まで読んでくださいね!

 

 

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それでは

耳コピが出来るようになるコツ…

 

に入る前に、

 

耳コピをするにあたって、

リズムパターンフィルインでは

少し方法が異なりますので、

1つずつ解説していきます。

 

 

まず、

【 リズムパターン 】での

耳コピのコツについて

お話していきます。

 

 

そのコツとは、

 

【 最小単位で聴く 】

 

ということです。

 

大抵の場合、

リズムパターンの中で

一番刻みが細かいのは

ハイハットなので、

 

まず1小節の中に、

ハイハット

何回刻まれているかを

聴き分けます。

 

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その次に、

ハイハットを基準に、

何回目のハイハットの時に

スネアが鳴っているかを聴き分けます。

 

f:id:daichi_drums:20200814005300p:plain

 

そして最後に、

ハイハットを基準に

何回目のハイハットの時に

バスドラムが鳴っているかを聴き分けます。

 

f:id:daichi_drums:20200814005307p:plain

 

このように、

 

一気にパターンを聴くのではなく、

段階に分けて別々に聴き分けることで

その部分だけ集中して聴くことができ、

聴き分けやすくなります。

 

 

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ではフィルインの話に入ります。

 

フィルインでの耳コピのコツは、

 

【 音を1つずつ解析する 】

 

ということです。

 

フィルインもパターンと同様、

一気に全体像をみようとしても

上手くいきません。

 

スネアが聴こえた!

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巻き戻し

 

 

 

スネアの次にスネアが聴こえた!

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巻き戻し

 

 

 

スネアの次にハイタムが聴こえた!

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といった要領で、

1つ1つ音を解析していき、

最終的にフィルインを完成させる

事が一番の近道です。

 

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フィルインとパターンどちらにも

共通して言えることは、耳コピする時の

音源は速度をゆっくりにして

聴くことをおすすめします。

 

楽譜に書き起こせるとなお良いですね!

 

 

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耳コピ始めたてだと、

たった数小節耳コピするのに

数十分、もしかしたら

数時間かかると思います。

 

ただそれも数をこなすうちに

確実に慣れていきますし、

その数時間の間にも着実に

自分の耳は鍛えられていきます。

 

 

【 リズムパターン 】の場合

①H.H(ハイハット)を聴く

②H.Hを基準にスネアドラムを聴く

③H.Hを基準にバスドラを聴く

 

 

フィルイン 】の場合

1つ聴いたら初めから、

その次を聴いたら初めからを

繰り返していく

 

 

この2つを抑えておけば

確実に耳コピのスキルが

鍛えられて、耳コピ

出来るようになっていきます。

 

耳コピが出来るようになって

好きな曲を叩けるようになりたい!』

 

『難しいフィルイン

フレーズに挑戦したい!』

 

そういう方は、

今すぐ耳コピのスキルを磨いて、

どんな曲でも叩きこなせる

ドラマーになりましょう!

走ってる・モタってるとは言わせない!安定して叩けるようになるテンポキープ練習法

こんにちは!だいちです!

 

皆さんは曲を練習する中で、

 

『流している曲と、

自分の叩いているドラムがずれてしまう…』

 

といった経験ありませんか?

 

ドラムというのは

バンドにおける

リズムの要なので、

 

ドラムが走ったり

モタったりすると

お客さんもドラムばかりに

耳がいってしまい、

 

 

『あのドラマー下手くそだな。』

 

 

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と言われることはもちろん、

バンド自体を下手くそ認定

されかねません。

 

 

僕も昔、

先輩ベーシストと一緒に

バンドを組ませてもらったことがあり、

その時に、

 

『ドラムだんだん速くなっていってない?』

 

と言われ、

めちゃめちゃ悔しかったのを

覚えています。

 

 

『絶対見返してやる…!』

 

 

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そう決心したことを

未だに覚えています。

 

 

 

まず僕はそこで、

自分が曲の中の

どこで速くなってしまうのかを

知る必要があると考えました。

 

 

そうやって練習方法を

模索していくうちに、

自分が曲のどこで速くなっているかが

わかる練習法を見つけました。

 

 

その練習法を取り入れてからは、

自分の演奏の癖、傾向がわかり、

どこをどう改善すればいいのかが

明確になったんです。

 

 

癖を知り改善するように

なってからはだんだんと

テンポキープができるようになり、

 

先輩ベーシストからも

 

『ドラムめちゃめちゃ

安定するようになったね!』

 

と言ってもらえるまでになり、

めちゃめちゃ嬉しかったです!

 

 

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今回はそんな、

自分が曲の中のどこで

リズムが狂うのかの癖がわかり、

それを修正する方法をお教えします。

 

 

リズムがズレズレで

下手くそ認定されないために、

テンポキープができる

ドラマーになりましょう!

 

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早速ですが、

曲の中のどこで

リズムが狂うのかの癖を知り

それを修正する方法とは何か、

 

それは、

 

【 1曲をメトロノームだけ流して叩ききる 】

 

という事です。

 

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皆さんは普段曲を練習する時、

その曲の音源を聴きながら

それに合わせて叩いて

練習されていると思います。

 

それだと、音源の中に

入っているドラムの音と被って

自分がどこでズレているのかとかが

わからなかったりだとか、

 

音源の中の楽器達に自然と

叩きやすいように誘導されてしまうので、

テンポを維持して叩く練習には

なりにくいというのがあります。

 

 

それに対して

メトロノームだけ流すという方法は、

 

自分が少し苦手なパターンだったり、

難しいフィルインの瞬間には

かなりシビアにズレるのがわかります。

 

 

そのズレがわかればアナタの勝ちです。

 

 

そのズレた部分で走ったり

モタったりしているので、

ゆっくりから練習してテンポを

上げられるよう修正していきます。

 

ズレた箇所を修正していき、

最終的にメトロノームだけ流して

叩いた時にあまりズレがなければ

テンポキープが出来ている証拠です。

 

 

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ちなみに僕のケースで多かったのは、

フィルインの瞬間に走ったりだとか、

その後のパターンでモタったり、

フィルイン関連が多かったですね。

 

 

僕はこの練習を、

メトロノームを携帯のアプリで流して

それをイヤホンで聴きながら

ドラムを叩いてました。

 

注意して欲しいのが、

使うイヤホンはカナル型とか、

しっかり外部の音を

遮断してくれるようなものじゃないと、

 

ドラムの音が聞こえ過ぎて

メトロノームの音が聞こえなくなり、

そもそも練習にすらならなくなります。

 

それと合わせて注意して欲しいのが、

メトロノームの音量を上げ過ぎると

難聴になる恐れがあるので、なるべく

小さい音で練習できるのがベストです。

 

スタジオとかに入る場合は

スピーカーがあるので、

そこから音を流して耳栓をして

ドラムを叩くのも良いと思います!

 

 

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演奏の中で走ったり

モタったりしてしまうのは、

ドラマー誰しもある悩みです。

 

ただその癖を知り、

修正出来るかどうか

というところに

上達のカギは隠されています。

 

『テンポキープできて

安定感のある演奏をしたい!』

 

という方は、

今回お教えした練習法で、

テンポキープができる

上手いドラマーになりましょう!

抑えるポイントはたった2つ!圧倒的な読譜力を身に付ける秘訣教えます!【楽譜読み講座その⑦】

こんにちは!だいちです!

 

前回までの記事で、

リズムの読み方から、

それをドラム譜に応用する部分まで

6回に渡ってお話してきました。

 

そんなドラム譜読み講座も、

今回で最終回です。

 

前回までの6記事と合わせて

今回の記事を読んで理解すれば、

今後ドラム譜のことで困る

ことは一切なくなります。

 

 

『曲の習得までに時間がかかる…』

 

 『昔楽譜を買ったけど、

読めないから家に眠ってる…』

 

 

そんなことに悩んでいる

あなたとは今日で決別しましょう!

 

 

『演奏のクオリティを高めたい!』

 

『曲習得までの速度を上げたい!』

 

『持ち曲を増やしたい!』

 

ドラム譜を理解して、

そういった願望を全て実現させましょう!

 

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まずは前回までの6記事を

軽くおさらいしていきましょう。

 

まず、①~③までの記事で、

 

音符と休符の種類、

そしてそれぞれの関係性

についてお話してきました。

 

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それぞれ1拍の中に入る音符の数は、

 

4分音符→1つ

8分音符→2つ

16分音符→4つ

 

といった関係になっており、

休符も同様です。

 

下の『タカタン』『タッタカ』

を覚えておくと、

ドラムセットでの、

特にフィルインに応用が利きます。

 

 

 

そして④~⑥の記事では

まず、実際にドラムセットで

各パーツが譜面のどの高さに

位置するか、というお話。

 

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そして、

 

それを踏まえて

リズムパターン、フィルイン

どのように見ると読みやすくなるのか

お話してきました。

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それらをすべて

理解していただいたことを前提に、

今回の内容に入っていきたいと思います。

 

 

先ほどおさらいしましたが、

ドラムセットの各パーツが

譜面の中のどの高さに位置するか、

ほとんどの楽器は紹介しました。

 

残るは

〇クラッシュシンバル

〇ライドシンバル

 

のみです。

 

ただ、

シンバル回りの楽譜については

楽譜を出している出版社や

サイトによって様々なので、

 

今回ご紹介するものは

あくまで一例ということを

理解した上で読んでください。

 

 

では早速譜面を見てください。

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ハイハットと同じ高さに位置し、

『✖』印に『〇』がついたものが

【 クラッシュシンバル 】です。

 

 

では次の譜面です。

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こちらも同じくハイハットと同じ位置です。

Ride Cymbalの頭文字を取って『RC』

と表記してあげるのが、この

【 ライドシンバル 】です。

 

この2種類のシンバルに関しては、

位置も変わりませんし

譜面を読むこと自体は

そんなに難しくないと思います。

 

 

ちなみに、お初にお目にかかる

記号があったので説明しておきます。

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この黒い四角休符で、

線の上についているか

下についているかで

何拍休むかが変わります。

 

それぞれ【 2分休符 】

【 全休符 】と言います。

 

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それでは、

今まで出てきた要素を

全て含んだ楽譜をいくつか

叩いてみましょう。

 

 

まずは8ビートの譜面です。

今回は長めに用意してみました。

 

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4小節の区切りでフィルインがあったり、

ハイハットからライドに変わっていたりと

よくありそうな8ビートの譜面です。

 

では解説を加えつつ、実際に叩いてみます。

 

 



 

いかがでしょうか?

 

後半の、

手と足が噛み合わない所など

縦のラインで見れば

簡単にわかりますが、

 

音符の仕組みがわかると

手と足がどういう理屈で

噛み合わないのか

よりわかると思います。

 

 

 

 

では次の譜面です。

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先ほどとは違い、

16ビートの譜面ですね。

 

音符がぎっしりつまっていたり、

足のリズムが複雑だったりしますが、

1拍ずつ読む癖をつけておけば

読み解けるはずです。

 

ではこちらも叩いてみます。

 



 

いかがでしょうか?

 

パッと見めちゃめちゃ

難しそうに見えても

音符休符を理解して、

縦のラインで見れば、

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リズムパターンもフィルイン

そんなに難しくないということに

お気付きいただけたと思います。

 

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これから皆さんが自分の好きな曲や

叩きたいフレーズに挑戦する時に、

 

楽譜さえあれば、

これまでの内容をしっかりと

把握しておくことにより、

確実に叩けるようになります。

 

音符や休符をある程度理解し、

縦でドラム譜を見ることを知っておけば

もう怖いものはありません。

 

『好きな曲を早く叩きたい!』

 

そういう方は

今すぐ楽器店や書店に行って

バンドスコアを購入し、

 

『手元に、昔買って読めずに

諦めたドラム譜がある!』

 

 『好きな曲のドラム譜が

載っているサイトを知ってる!』

 

そういう方も含め、今すぐ

これまでの記事で培った

楽譜を読む力を活かして、

ドラム譜を読んでみましょう!

どんなに複雑なフィルインの譜面も一目でわかるようになるタム系のドラム譜の読み方【楽譜読み講座その⑥】

こんにちは!だいちです!

 

さて、

前回までの記事を読んで、

 

ドラムの演奏において、

リズムパターン

フィルインというのは

 

切っても切り離せない

大事な要素だということは

わかっていただけたでしょうか?

 

そのうちの1つ、

リズムパターンについては

前回前々回の記事で譜面の読み方を

中心にお話しましたね。

 

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このように、

縦のラインで譜面を見ると

手足の繋がりがわかりやすく

なるというお話でした。

 

 

ただ、

もう一つの要素の

フィルインはとても複雑で

 

譜面を理解せずに

なんとなく叩いていては、

絶対にかっこいいフィルイン

叩けるようにはなりません。

 

耳コピで練習してるけど、

なんか原曲と違う気がする…』

 

『やりたい曲の楽譜を買ったけど、

フィルインの部分は読めない…』

 

フィルインを解説している

動画があるけど、

譜面が読めないから

耳で覚えるしかない…』

 

そういった、

もったいないくて

効率の悪いドラマーに

ならないために、

 

しっかり譜面を理解して

かっこいいフィルイン

叩けるようになるために、

更にドラム譜の理解を深めましょう!

 

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まず、フィルインによく使われるのは

やはり【 タム系 】の楽器ですよね。

 

ということで、

まずはそれぞれのタムが

譜面におけるどの高さに

位置するかを把握しましょう。

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この画像は、それぞれ

 

〇スネアドラム

〇ハイタム

〇ロータム

〇フロアタム

 

を4分音符で示したものです。

 

それぞれの場所の覚え方としては、

 

スネアより上にハイタムとロータム、

スネアの下にフロアがある、

といった、スネアを中心に

覚えるといいと思います。

 

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では、

まずはわかりやすい

フィルインから見ていきましょう。

 

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これは16分音符で1拍ずつ

スネア~フロアの順に叩いたものです。

 

では実際に叩いてみましょう。

 



 

 

 

では次です。

前半2拍は8分音符で、

後半2拍は16分音符を2つずつ

スネア~フロアに繋いだものです。

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タム間の移動が速くなっているので、

腕を速く振って遅れないように

しましょう。

 

では叩いてみます。

 

 



 

 

 

では次です。

以前の記事でお話しした、

『タカタン『タッタカ』

使ったフィルインです。

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手順が複雑になっているので

先ほどの譜面より難易度が上がっています。

1拍ずつに分けて考えるようにしましょう。

 

では叩いてみます。

 



 

 

 

では次で最後です。

このフィルインのリズムは、

X-JapanYOSHIKIさん

使っているようなリズムです。

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全て16分音符なので、

手順は全て『RLRL』ですが、

タムに切り替わる瞬間が

難しいフィルインになっています。

 

では叩いてみます。

 



 

 

ということで、

ここまでいくつかのフィルイン

ドラム譜の観点から解説していきました。

 

初めのうちは、

パッと楽譜を見て

タムの位置を把握できなかったり

すると思います。

 

ただそれも、

楽譜を読んでいくうちに

慣れてきますし、

なにより冒頭でも言ったように、

 

『このフィルインがどういう音符で

構成されているのかを理解する』

 

というのがとても大事なんです。

 

 

それでは最後に

タムの位置のおさらいです。

 

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スネアを中心に、

上がハイタムロータム、

下がフロア、と考えると

より早く覚えることが出来ます。

 

それを理解することで

今回やったようなフィルインも、

耳で聴くだけよりも楽に習得でき、

叩けるようになるので、

 

『かっこいいフィルイン

叩けるようになりたい!』

 

という方は、

 

スネア含むタムの位置を把握して、

ドラム譜を読みこなせるようになりましょう!

『音符だらけで読み辛い...』そんな悩みを一発で解決する16ビートの譜面の読み方【楽譜読み講座⑤】

こんにちは!だいちです!

 

前回の記事で、

ドラム譜での

8ビートの読み方を

お教えしてきました。

 

ただ、

ドラムにおけるビートというのは

8ビートだけではありません。

 

今回はそんな8ビートと

対をなす代表的なビートである、

【 16ビート 】の譜面の読み方について

お話していきます。

 

 

 

『でも16ビートって

譜面が細かいから読み辛そう…』

 

という方や、

 

『そもそも8ビートと

何が違うんだろう…?』

 

『16ビートって必要なの…?』

 

と思われている方も、

 

この16ビートの譜面の

読み方を習得することで、

ビートの違いも理解でき、叩ける曲数が

今の倍以上になること間違いなしです。

 

より多くの楽曲をより早く

叩けるようにするために、

16ビートの譜面を

読めるようにしてくださいね!

 

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ということで今回は

【 16ビート 】について

お話していきます。

 

16ビートとは、

16分音符がベースになっている

リズムパターンのことを言います。

 

それでは譜面です。

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8ビートに比べて

譜面に音符が

ぎっしり詰まっていますね。

 

8ビートの時は

ハイハットを右手で刻んでいましたが、

今回の場合は両手で刻みます。

 

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では実際に叩いてみます。

 



 

いかがでしょうか?

 

16ビートの譜面も8ビートと同じで、

縦のラインを意識して、右手右足が揃う

タイミングがどこなのかを

理解した上で叩くようにしましょう。

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では足のリズムを変えてみます。

その譜面がこちらです。

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先程の譜面に対して、

2拍目のウラの部分に

8分音符が増えています。

 

これも、

どこで足と手が合うのかを

考えてから叩きましょう。

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では叩いてみます。

 



 

 

 

 

では次です。

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ところどころ、『・』が付いている

音符、休符があると思います。

 

これは読んで字のごとく【 付点 】と言って、

付点の付いた音符、休符は、

元の長さの1.5倍の長さになります。

 

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それを踏まえて、

先ほどの譜面を

もう一度見てみましょう。

 

 

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それぞれ太い赤枠で囲った部分は、

付点を理解して、

16分音符単位で考えると

どこに当てはまるかがわかります。

 

縦のラインを見ると

より分かりやすいですね。

 

では叩いてみます。

 



 

 

 

 

では次の譜面です。

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この譜面の1拍目の

バスドラムに注目してください。

この音符は、付点8分音符と

16分音符がくっついたものです。

 

 

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それを踏まえて、

先ほどの譜面を見てみましょう。

 

太い赤枠で囲った部分が

16分音符の1つ目と4つ目になります。

 

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では実際に叩いてみます。

 



 

 

 

では次で最後です。

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先ほどの譜面のハイハットの部分が

8分音符になっています。

 

この譜面では、

右手と右足が噛み合わない部分がある

というところに注意してください。

 

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この青枠で囲った部分の間に

赤枠の右足が入るように意識しましょう。

 

では叩いてみます。

 



 

 

いかがでしょうか?

 

8ビートの譜面に比べて

16ビートの譜面は音符が細かく、

いざ読もうとすると、

 

『うっ…読み辛い…』

 

となってしまうかもしれません。

 

ただ、8ビートの時と同じで、

音符を理解して、縦のラインで

見る癖をつけておけば

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こんな難しそうな譜面も

どこで手と足が繋がるのかがわかり

簡単に読み解けるようになるので、

 

譜面を見るときには

縦のラインで見る癖をつけましょう!

 

 

今回と前回の記事ではリズムパターンに

焦点を当ててお話してきましたが、

次の記事ではフィルイン

題材にお話していきます。

 

 

フィルインこそ視覚から入る情報が

多い部分なので、より速く確実に

ドラムを上達させるため、

次の記事にいきましょう!

たった一つ意識するだけで簡単に読みやすくなる8ビートの譜面の読み方【楽譜読み講座その④】

こんにちは!だいちです!

 

前回までの3つの記事で、

音符と休符の種類、

そしてそれぞれの読み方について

お話してきました。

 

 

きちんと理解できたという方は、

かなりリズムを読むことについて

強くなったと思います。

 

ただ、

 

せっかくリズムを

読めるようになったのに、

それをドラムの演奏に活かせないと

何の意味もありません。

 

覚えた知識を最大限

ドラムに活かすために、

絶対にドラム譜を

読めるようにしてくださいね!

 

 

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ということで今回は、

【 ドラム譜 】について

お話していきます。

 

まず、

ドラムセットには叩いて

演奏する楽器の種類が

いくつかあると思うのですが、

 

今回はその中でも、

ビートを刻むために使う

 

ハイハット

バスドラム

〇スネアドラム

 

の3つにスポットを当てて

お話していきます。

 

 

叩く場所の判別は、

譜面の中のどの高さの線に

音符があるかで判別してあげます。

 

 

下の譜面を見てください。

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これがドラム譜です。

 

 

 

それぞれどの楽器かというと、

 

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色で書き込んである部分が、

それぞれの楽器に対応した場所になります。

 

ハイハットだけは

他の音符と違い、

『✖』の印で表記します。

 

 

では1つずつ音符を

リズム別に分解してみていくと、

下の画像のようになります。

 

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右手のハイハット

8分音符を基準に考えて、

 

1、3拍目に右手右足、

2、4拍目に両手、

 

 

が揃うということになります。

 

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画像のように、
縦のラインで楽譜を

見るようにしましょう。

 

 

では実際に叩いてみます。

 



 

いかがでしょうか?

 

 

ちなみに、こういった

8分音符がベースになっている

リズムパターンのことを、

【 8ビート 】と言います。

 

 

では、バスドラムのリズムを変えてみます。

3パターンほど出してみますので

それぞれどのようなパターンになるか

譜面とにらめっこしてみましょう。

 

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考え方としては、

右手のハイハットと右足が

どのタイミングで合うのかを

見るようにすることです。

 

ではそれぞれ3パターン、

叩いてみます。

 



 

 

いかがでしょうか?

 

右手を軸に考えると、

右足がどこで合うのかを

考えるだけでいいので

意外と簡単に思えませんか?

 

 

 

それでは、

次は2小節で1つの

まとまりになっている

パターンを叩いてみましょう。

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先程よりも少し長めのパターンですが、

楽譜を覚えて叩くのではなく、

楽譜を目で追いながら

叩けるようにしましょう。

 

ではリズムの予想が付いたら、

下の動画を見てください。

 



 

ここまで全てのリズムを

叩けるようになれば、

8ビートの曲であれば

かなり多くの曲をカバーできると思います。

 

このように、

8ビートの譜面の基本がわかれば、

足のパターンを変えるだけ、

ということに視覚的に気付けると思います。

 

 

耳からの情報だけでなく

目からの情報も合わされば

リズムの定着率が何倍にもアップしますので、

 

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縦のラインで楽譜を

見るようにしてくださいね!

 

 

 

今回はリズムパターンの中でも

8ビートに焦点を当ててお話

していきましたが、

 

ドラムのパターンというのは

8ビートだけではありません。

 

色々なリズムパターンを

習得することにより

自分の叩ける曲が増えるので、

 

新たなパターンの譜面を読み

演奏の幅を広げるため、

次の記事へ行きましょう!