たった一つ意識するだけで簡単に読みやすくなる8ビートの譜面の読み方【楽譜読み講座その④】

こんにちは!だいちです!

 

前回までの3つの記事で、

音符と休符の種類、

そしてそれぞれの読み方について

お話してきました。

 

 

きちんと理解できたという方は、

かなりリズムを読むことについて

強くなったと思います。

 

ただ、

 

せっかくリズムを

読めるようになったのに、

それをドラムの演奏に活かせないと

何の意味もありません。

 

覚えた知識を最大限

ドラムに活かすために、

絶対にドラム譜を

読めるようにしてくださいね!

 

 

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ということで今回は、

【 ドラム譜 】について

お話していきます。

 

まず、

ドラムセットには叩いて

演奏する楽器の種類が

いくつかあると思うのですが、

 

今回はその中でも、

ビートを刻むために使う

 

ハイハット

バスドラム

〇スネアドラム

 

の3つにスポットを当てて

お話していきます。

 

 

叩く場所の判別は、

譜面の中のどの高さの線に

音符があるかで判別してあげます。

 

 

下の譜面を見てください。

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これがドラム譜です。

 

 

 

それぞれどの楽器かというと、

 

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色で書き込んである部分が、

それぞれの楽器に対応した場所になります。

 

ハイハットだけは

他の音符と違い、

『✖』の印で表記します。

 

 

では1つずつ音符を

リズム別に分解してみていくと、

下の画像のようになります。

 

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右手のハイハット

8分音符を基準に考えて、

 

1、3拍目に右手右足、

2、4拍目に両手、

 

 

が揃うということになります。

 

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画像のように、
縦のラインで楽譜を

見るようにしましょう。

 

 

では実際に叩いてみます。

 



 

いかがでしょうか?

 

 

ちなみに、こういった

8分音符がベースになっている

リズムパターンのことを、

【 8ビート 】と言います。

 

 

では、バスドラムのリズムを変えてみます。

3パターンほど出してみますので

それぞれどのようなパターンになるか

譜面とにらめっこしてみましょう。

 

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考え方としては、

右手のハイハットと右足が

どのタイミングで合うのかを

見るようにすることです。

 

ではそれぞれ3パターン、

叩いてみます。

 



 

 

いかがでしょうか?

 

右手を軸に考えると、

右足がどこで合うのかを

考えるだけでいいので

意外と簡単に思えませんか?

 

 

 

それでは、

次は2小節で1つの

まとまりになっている

パターンを叩いてみましょう。

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先程よりも少し長めのパターンですが、

楽譜を覚えて叩くのではなく、

楽譜を目で追いながら

叩けるようにしましょう。

 

ではリズムの予想が付いたら、

下の動画を見てください。

 



 

ここまで全てのリズムを

叩けるようになれば、

8ビートの曲であれば

かなり多くの曲をカバーできると思います。

 

このように、

8ビートの譜面の基本がわかれば、

足のパターンを変えるだけ、

ということに視覚的に気付けると思います。

 

 

耳からの情報だけでなく

目からの情報も合わされば

リズムの定着率が何倍にもアップしますので、

 

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縦のラインで楽譜を

見るようにしてくださいね!

 

 

 

今回はリズムパターンの中でも

8ビートに焦点を当ててお話

していきましたが、

 

ドラムのパターンというのは

8ビートだけではありません。

 

色々なリズムパターンを

習得することにより

自分の叩ける曲が増えるので、

 

新たなパターンの譜面を読み

演奏の幅を広げるため、

次の記事へ行きましょう!