『音符だらけで読み辛い...』そんな悩みを一発で解決する16ビートの譜面の読み方【楽譜読み講座⑤】

こんにちは!だいちです!

 

前回の記事で、

ドラム譜での

8ビートの読み方を

お教えしてきました。

 

ただ、

ドラムにおけるビートというのは

8ビートだけではありません。

 

今回はそんな8ビートと

対をなす代表的なビートである、

【 16ビート 】の譜面の読み方について

お話していきます。

 

 

 

『でも16ビートって

譜面が細かいから読み辛そう…』

 

という方や、

 

『そもそも8ビートと

何が違うんだろう…?』

 

『16ビートって必要なの…?』

 

と思われている方も、

 

この16ビートの譜面の

読み方を習得することで、

ビートの違いも理解でき、叩ける曲数が

今の倍以上になること間違いなしです。

 

より多くの楽曲をより早く

叩けるようにするために、

16ビートの譜面を

読めるようにしてくださいね!

 

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ということで今回は

【 16ビート 】について

お話していきます。

 

16ビートとは、

16分音符がベースになっている

リズムパターンのことを言います。

 

それでは譜面です。

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8ビートに比べて

譜面に音符が

ぎっしり詰まっていますね。

 

8ビートの時は

ハイハットを右手で刻んでいましたが、

今回の場合は両手で刻みます。

 

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では実際に叩いてみます。

 



 

いかがでしょうか?

 

16ビートの譜面も8ビートと同じで、

縦のラインを意識して、右手右足が揃う

タイミングがどこなのかを

理解した上で叩くようにしましょう。

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では足のリズムを変えてみます。

その譜面がこちらです。

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先程の譜面に対して、

2拍目のウラの部分に

8分音符が増えています。

 

これも、

どこで足と手が合うのかを

考えてから叩きましょう。

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では叩いてみます。

 



 

 

 

 

では次です。

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ところどころ、『・』が付いている

音符、休符があると思います。

 

これは読んで字のごとく【 付点 】と言って、

付点の付いた音符、休符は、

元の長さの1.5倍の長さになります。

 

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それを踏まえて、

先ほどの譜面を

もう一度見てみましょう。

 

 

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それぞれ太い赤枠で囲った部分は、

付点を理解して、

16分音符単位で考えると

どこに当てはまるかがわかります。

 

縦のラインを見ると

より分かりやすいですね。

 

では叩いてみます。

 



 

 

 

 

では次の譜面です。

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この譜面の1拍目の

バスドラムに注目してください。

この音符は、付点8分音符と

16分音符がくっついたものです。

 

 

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それを踏まえて、

先ほどの譜面を見てみましょう。

 

太い赤枠で囲った部分が

16分音符の1つ目と4つ目になります。

 

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では実際に叩いてみます。

 



 

 

 

では次で最後です。

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先ほどの譜面のハイハットの部分が

8分音符になっています。

 

この譜面では、

右手と右足が噛み合わない部分がある

というところに注意してください。

 

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この青枠で囲った部分の間に

赤枠の右足が入るように意識しましょう。

 

では叩いてみます。

 



 

 

いかがでしょうか?

 

8ビートの譜面に比べて

16ビートの譜面は音符が細かく、

いざ読もうとすると、

 

『うっ…読み辛い…』

 

となってしまうかもしれません。

 

ただ、8ビートの時と同じで、

音符を理解して、縦のラインで

見る癖をつけておけば

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こんな難しそうな譜面も

どこで手と足が繋がるのかがわかり

簡単に読み解けるようになるので、

 

譜面を見るときには

縦のラインで見る癖をつけましょう!

 

 

今回と前回の記事ではリズムパターンに

焦点を当ててお話してきましたが、

次の記事ではフィルイン

題材にお話していきます。

 

 

フィルインこそ視覚から入る情報が

多い部分なので、より速く確実に

ドラムを上達させるため、

次の記事にいきましょう!