こんにちは!だいちです!
前回の記事で、
ドラム譜での
8ビートの読み方を
お教えしてきました。
ただ、
ドラムにおけるビートというのは
8ビートだけではありません。
今回はそんな8ビートと
対をなす代表的なビートである、
【 16ビート 】の譜面の読み方について
お話していきます。
『でも16ビートって
譜面が細かいから読み辛そう…』
という方や、
『そもそも8ビートと
何が違うんだろう…?』
『16ビートって必要なの…?』
と思われている方も、
この16ビートの譜面の
読み方を習得することで、
ビートの違いも理解でき、叩ける曲数が
今の倍以上になること間違いなしです。
より多くの楽曲をより早く
叩けるようにするために、
16ビートの譜面を
読めるようにしてくださいね!
ということで今回は
【 16ビート 】について
お話していきます。
16ビートとは、
16分音符がベースになっている
リズムパターンのことを言います。
それでは譜面です。
8ビートに比べて
譜面に音符が
ぎっしり詰まっていますね。
8ビートの時は
ハイハットを右手で刻んでいましたが、
今回の場合は両手で刻みます。
では実際に叩いてみます。
いかがでしょうか?
16ビートの譜面も8ビートと同じで、
縦のラインを意識して、右手右足が揃う
タイミングがどこなのかを
理解した上で叩くようにしましょう。
では足のリズムを変えてみます。
その譜面がこちらです。
先程の譜面に対して、
2拍目のウラの部分に
8分音符が増えています。
これも、
どこで足と手が合うのかを
考えてから叩きましょう。
では叩いてみます。
では次です。
ところどころ、『・』が付いている
音符、休符があると思います。
これは読んで字のごとく【 付点 】と言って、
付点の付いた音符、休符は、
元の長さの1.5倍の長さになります。
それを踏まえて、
先ほどの譜面を
もう一度見てみましょう。
それぞれ太い赤枠で囲った部分は、
付点を理解して、
16分音符単位で考えると
どこに当てはまるかがわかります。
縦のラインを見ると
より分かりやすいですね。
では叩いてみます。
では次の譜面です。
この譜面の1拍目の
バスドラムに注目してください。
この音符は、付点8分音符と
16分音符がくっついたものです。
それを踏まえて、
先ほどの譜面を見てみましょう。
太い赤枠で囲った部分が、
16分音符の1つ目と4つ目になります。
では実際に叩いてみます。
では次で最後です。
先ほどの譜面のハイハットの部分が
8分音符になっています。
この譜面では、
右手と右足が噛み合わない部分がある
というところに注意してください。
この青枠で囲った部分の間に
赤枠の右足が入るように意識しましょう。
では叩いてみます。
いかがでしょうか?
8ビートの譜面に比べて
16ビートの譜面は音符が細かく、
いざ読もうとすると、
『うっ…読み辛い…』
となってしまうかもしれません。
ただ、8ビートの時と同じで、
音符を理解して、縦のラインで
見る癖をつけておけば
こんな難しそうな譜面も
どこで手と足が繋がるのかがわかり
簡単に読み解けるようになるので、
譜面を見るときには
縦のラインで見る癖をつけましょう!
今回と前回の記事ではリズムパターンに
焦点を当ててお話してきましたが、
次の記事では【 フィルイン 】を
題材にお話していきます。
フィルインこそ視覚から入る情報が
多い部分なので、より速く確実に
ドラムを上達させるため、
次の記事にいきましょう!