抑えるポイントはたった2つ!圧倒的な読譜力を身に付ける秘訣教えます!【楽譜読み講座その⑦】

こんにちは!だいちです!

 

前回までの記事で、

リズムの読み方から、

それをドラム譜に応用する部分まで

6回に渡ってお話してきました。

 

そんなドラム譜読み講座も、

今回で最終回です。

 

前回までの6記事と合わせて

今回の記事を読んで理解すれば、

今後ドラム譜のことで困る

ことは一切なくなります。

 

 

『曲の習得までに時間がかかる…』

 

 『昔楽譜を買ったけど、

読めないから家に眠ってる…』

 

 

そんなことに悩んでいる

あなたとは今日で決別しましょう!

 

 

『演奏のクオリティを高めたい!』

 

『曲習得までの速度を上げたい!』

 

『持ち曲を増やしたい!』

 

ドラム譜を理解して、

そういった願望を全て実現させましょう!

 

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まずは前回までの6記事を

軽くおさらいしていきましょう。

 

まず、①~③までの記事で、

 

音符と休符の種類、

そしてそれぞれの関係性

についてお話してきました。

 

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それぞれ1拍の中に入る音符の数は、

 

4分音符→1つ

8分音符→2つ

16分音符→4つ

 

といった関係になっており、

休符も同様です。

 

下の『タカタン』『タッタカ』

を覚えておくと、

ドラムセットでの、

特にフィルインに応用が利きます。

 

 

 

そして④~⑥の記事では

まず、実際にドラムセットで

各パーツが譜面のどの高さに

位置するか、というお話。

 

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そして、

 

それを踏まえて

リズムパターン、フィルイン

どのように見ると読みやすくなるのか

お話してきました。

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それらをすべて

理解していただいたことを前提に、

今回の内容に入っていきたいと思います。

 

 

先ほどおさらいしましたが、

ドラムセットの各パーツが

譜面の中のどの高さに位置するか、

ほとんどの楽器は紹介しました。

 

残るは

〇クラッシュシンバル

〇ライドシンバル

 

のみです。

 

ただ、

シンバル回りの楽譜については

楽譜を出している出版社や

サイトによって様々なので、

 

今回ご紹介するものは

あくまで一例ということを

理解した上で読んでください。

 

 

では早速譜面を見てください。

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ハイハットと同じ高さに位置し、

『✖』印に『〇』がついたものが

【 クラッシュシンバル 】です。

 

 

では次の譜面です。

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こちらも同じくハイハットと同じ位置です。

Ride Cymbalの頭文字を取って『RC』

と表記してあげるのが、この

【 ライドシンバル 】です。

 

この2種類のシンバルに関しては、

位置も変わりませんし

譜面を読むこと自体は

そんなに難しくないと思います。

 

 

ちなみに、お初にお目にかかる

記号があったので説明しておきます。

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この黒い四角休符で、

線の上についているか

下についているかで

何拍休むかが変わります。

 

それぞれ【 2分休符 】

【 全休符 】と言います。

 

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それでは、

今まで出てきた要素を

全て含んだ楽譜をいくつか

叩いてみましょう。

 

 

まずは8ビートの譜面です。

今回は長めに用意してみました。

 

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4小節の区切りでフィルインがあったり、

ハイハットからライドに変わっていたりと

よくありそうな8ビートの譜面です。

 

では解説を加えつつ、実際に叩いてみます。

 

 



 

いかがでしょうか?

 

後半の、

手と足が噛み合わない所など

縦のラインで見れば

簡単にわかりますが、

 

音符の仕組みがわかると

手と足がどういう理屈で

噛み合わないのか

よりわかると思います。

 

 

 

 

では次の譜面です。

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先ほどとは違い、

16ビートの譜面ですね。

 

音符がぎっしりつまっていたり、

足のリズムが複雑だったりしますが、

1拍ずつ読む癖をつけておけば

読み解けるはずです。

 

ではこちらも叩いてみます。

 



 

いかがでしょうか?

 

パッと見めちゃめちゃ

難しそうに見えても

音符休符を理解して、

縦のラインで見れば、

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リズムパターンもフィルイン

そんなに難しくないということに

お気付きいただけたと思います。

 

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これから皆さんが自分の好きな曲や

叩きたいフレーズに挑戦する時に、

 

楽譜さえあれば、

これまでの内容をしっかりと

把握しておくことにより、

確実に叩けるようになります。

 

音符や休符をある程度理解し、

縦でドラム譜を見ることを知っておけば

もう怖いものはありません。

 

『好きな曲を早く叩きたい!』

 

そういう方は

今すぐ楽器店や書店に行って

バンドスコアを購入し、

 

『手元に、昔買って読めずに

諦めたドラム譜がある!』

 

 『好きな曲のドラム譜が

載っているサイトを知ってる!』

 

そういう方も含め、今すぐ

これまでの記事で培った

楽譜を読む力を活かして、

ドラム譜を読んでみましょう!