こんにちは!だいちです!
前回までの記事で、
リズムの読み方から、
それをドラム譜に応用する部分まで
6回に渡ってお話してきました。
そんなドラム譜読み講座も、
今回で最終回です。
前回までの6記事と合わせて
今回の記事を読んで理解すれば、
今後ドラム譜のことで困る
ことは一切なくなります。
『曲の習得までに時間がかかる…』
『昔楽譜を買ったけど、
読めないから家に眠ってる…』
そんなことに悩んでいる
あなたとは今日で決別しましょう!
『演奏のクオリティを高めたい!』
『曲習得までの速度を上げたい!』
『持ち曲を増やしたい!』
ドラム譜を理解して、
そういった願望を全て実現させましょう!
まずは前回までの6記事を
軽くおさらいしていきましょう。
まず、①~③までの記事で、
音符と休符の種類、
そしてそれぞれの関係性
についてお話してきました。
それぞれ1拍の中に入る音符の数は、
4分音符→1つ
8分音符→2つ
16分音符→4つ
といった関係になっており、
休符も同様です。
下の『タカタン』『タッタカ』
を覚えておくと、
ドラムセットでの、
特にフィルインに応用が利きます。
そして④~⑥の記事では
まず、実際にドラムセットで
各パーツが譜面のどの高さに
位置するか、というお話。
そして、
それを踏まえて
リズムパターン、フィルインを
どのように見ると読みやすくなるのかを
お話してきました。
それらをすべて
理解していただいたことを前提に、
今回の内容に入っていきたいと思います。
先ほどおさらいしましたが、
ドラムセットの各パーツが
譜面の中のどの高さに位置するか、
ほとんどの楽器は紹介しました。
残るは
〇クラッシュシンバル
〇ライドシンバル
のみです。
ただ、
シンバル回りの楽譜については
楽譜を出している出版社や
サイトによって様々なので、
今回ご紹介するものは
あくまで一例ということを
理解した上で読んでください。
では早速譜面を見てください。
ハイハットと同じ高さに位置し、
『✖』印に『〇』がついたものが
【 クラッシュシンバル 】です。
では次の譜面です。
こちらも同じくハイハットと同じ位置です。
Ride Cymbalの頭文字を取って『RC』
と表記してあげるのが、この
【 ライドシンバル 】です。
この2種類のシンバルに関しては、
位置も変わりませんし
譜面を読むこと自体は
そんなに難しくないと思います。
ちなみに、お初にお目にかかる
記号があったので説明しておきます。
この黒い四角は休符で、
線の上についているか
下についているかで、
何拍休むかが変わります。
それぞれ【 2分休符 】
【 全休符 】と言います。
それでは、
今まで出てきた要素を
全て含んだ楽譜をいくつか
叩いてみましょう。
まずは8ビートの譜面です。
今回は長めに用意してみました。
4小節の区切りでフィルインがあったり、
ハイハットからライドに変わっていたりと
よくありそうな8ビートの譜面です。
では解説を加えつつ、実際に叩いてみます。
いかがでしょうか?
後半の、
手と足が噛み合わない所など
縦のラインで見れば
簡単にわかりますが、
音符の仕組みがわかると
手と足がどういう理屈で
噛み合わないのかが
よりわかると思います。
では次の譜面です。
先ほどとは違い、
16ビートの譜面ですね。
音符がぎっしりつまっていたり、
足のリズムが複雑だったりしますが、
1拍ずつ読む癖をつけておけば
読み解けるはずです。
ではこちらも叩いてみます。
いかがでしょうか?
パッと見めちゃめちゃ
難しそうに見えても
音符休符を理解して、
縦のラインで見れば、
リズムパターンもフィルインも
そんなに難しくないということに
お気付きいただけたと思います。
これから皆さんが自分の好きな曲や
叩きたいフレーズに挑戦する時に、
楽譜さえあれば、
これまでの内容をしっかりと
把握しておくことにより、
確実に叩けるようになります。
音符や休符をある程度理解し、
縦でドラム譜を見ることを知っておけば
もう怖いものはありません。
『好きな曲を早く叩きたい!』
そういう方は
今すぐ楽器店や書店に行って
バンドスコアを購入し、
『手元に、昔買って読めずに
諦めたドラム譜がある!』
『好きな曲のドラム譜が
載っているサイトを知ってる!』
そういう方も含め、今すぐ
これまでの記事で培った
楽譜を読む力を活かして、
ドラム譜を読んでみましょう!