こんにちは!だいちです!
前回の記事では、
電子ドラムの特徴をきちんと知らないと、
電子ドラムの癖がついてしまい、
生ドラムをうまく叩けなく
なってしまうという話と、
電子ドラムを
生ドラムと比べた時の
デメリットについて
お話させていただきました。
前回の記事を読まれた方は、
『じゃあ電子ドラムは悪いものなの?』
という印象を
持たれたかもしれませんが、
そうではありません。
今回の記事では、
電子ドラムで
練習をすることによる
メリットと、
電子ドラムの購入を
検討している人に向けて、
僕なりの見解で
アドバイスをしていこうと思います。
前回、デメリットの部分で、
ハイハットとスネアはあまり
練習しすぎない方がいい
と言ったのですが、
では逆に、
電子ドラムでも練習になる部分、
いわゆるメリットはどこなのか。
まず1つ目は、
【 バスドラム 】
です。
もっと詳しく言うと、
バスドラムではなく
ペダルの動きですね。
ペダルに関しては生でも電子でも
使うものとしては同じなので、
どれだけ練習しても
変な癖は付くことはないので、
安心してがっつり
練習しちゃってください!
いつでもどこでもペダルを
踏めるわけではないので、
自宅にそういう環境があると
足の動きは上達すること間違いなしです!
実際に僕がドラムを教えている生徒さんで、
ご自宅に電子ドラムがある方の方が、
足の動きは強い傾向にある気がします。
ちなみに、
以前の記事でも触れた
バスドラムのダブルは、
僕は電子ドラムで習得しました。
次のメリットとしては、
【 フィルインの動きの練習になる 】
というところですね。
ここで言うフィルインの動きとは
主にタム系の動きの部分です。
例えばスタジオで、
初めて叩くフィルインの
動きを練習するのは、
とても時間がもったいないです。
電子ドラムがあるのであればいつでも
フィルインの練習が生ドラムを叩くのと
同じ動きで練習できるのでそういう使い方を
するのはとてもいいと思います。
僕も当時は
難しいフィルインを練習するときに、
まずゆっくりから始めたかったので、
スタジオに入る前に
自宅の電子ドラムである程度のスピードで
叩けるようになってから生ドラムにいく、
という活用法をしてました。
そのおかげで、
スタジオでの練習も
より濃いものになり、
無駄なく時間を
活用することができました。
ということで
ここまでの内容を
ざっくりとまとめると、
〇メリット
・バスドラの練習になる
・タム周りのフィルインの練習になる
〇デメリット
・ハイハットの感覚が違う
・スネアの感覚が違う
という感じですかね。
なのでこの知識を念頭に置き、
電子ドラムでは
ハイハットオープンや
スネアの強弱の練習は
あまりしないようにして、
難しいフィルインや
バスドラムの練習は
しっかりと行うようにする。
たまに生ドラムで叩く時に
ハイハットオープンや
スネアの強弱感を
体で覚えながら練習するのが
電子ドラムと生ドラム、
2つをうまく活用した
練習の仕方だと思います。
ここからは
電子ドラムの購入を
検討している人に向けての
お話になるのですが、
僕個人の意見としては、
高価な電子ドラムを
購入される必要は
あまりないかもしれません。
購入されるとしたら、
動きの確認と割り切って、
安価なものを購入されるのが
いいと思います。
それか、
足の練習に特化した
話になるのですが、
バスドラのペダルと足の練習パッドを
買った方が安上がりなので、
それと手の練習パッドの2つで
練習するというのもありだと思います。
前回の記事も含めて、
デメリットの部分も
多くお話していきましたが、
電子ドラムでの練習を
否定するわけではありません。
僕が電子ドラムで練習していた時には、
それぞれの特徴をちゃんと理解せずに
練習していたので
変な癖がついてしまいましたが、
きちんと理解して使えば
ドラムの腕を上達させることの
できる素晴らしいアイテムです。
日頃電子ドラムで練習している方で、
『生のドラムもしっかりと
叩けるようになりたい!』
『変な癖をつけたくない!』
という方は、
電子ドラムばかりで練習するのではなく
生ドラムで練習もしつつ
バランスを考えて
練習してみてください!