意外と知らない生ドラムの上達に繋がる電子ドラムの練習法【電子ドラムその②】

こんにちは!だいちです!

 

前回の記事では、

 

電子ドラムの特徴をきちんと知らないと、

電子ドラムの癖がついてしまい、

生ドラムをうまく叩けなく

なってしまうという話と、

 

電子ドラム

生ドラムと比べた時の

デメリットについて

お話させていただきました。

 

 

前回の記事を読まれた方は、

 

 

『じゃあ電子ドラムは悪いものなの?』

 

 

 

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という印象を

持たれたかもしれませんが、

そうではありません。

 

 

今回の記事では、

電子ドラムで

練習をすることによる

メリットと、

 

電子ドラムの購入を

検討している人に向けて

僕なりの見解で

アドバイスをしていこうと思います。

 

 

 

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前回、デメリットの部分で、

ハイハットとスネアはあまり

練習しすぎない方がいい

と言ったのですが、

 

では逆に、

電子ドラムでも練習になる部分、

いわゆるメリットはどこなのか。

 

 

まず1つ目は、

バスドラム

です。

 

 

 

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もっと詳しく言うと、

バスドラムではなく

ペダルの動きですね。

 

 

ペダルに関しては生でも電子でも

使うものとしては同じなので、

 

どれだけ練習しても

変な癖は付くことはないので、

安心してがっつり

練習しちゃってください!

 

 

いつでもどこでもペダルを

踏めるわけではないので、

自宅にそういう環境があると

足の動きは上達すること間違いなしです!

 

 

実際に僕がドラムを教えている生徒さんで、

ご自宅に電子ドラムがある方の方が、

足の動きは強い傾向にある気がします。

 

 

ちなみに、

以前の記事でも触れた

バスドラムのダブルは、

僕は電子ドラムで習得しました。

 

 

 

次のメリットとしては、

フィルインの動きの練習になる 】

というところですね。

 

 

 

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ここで言うフィルインの動きとは

主にタム系の動きの部分です。

 

 

例えばスタジオで、

初めて叩くフィルイン

動きを練習するのは、

とても時間がもったいないです。

 

電子ドラムがあるのであればいつでも

フィルインの練習が生ドラムを叩くのと

同じ動きで練習できるのでそういう使い方を

するのはとてもいいと思います。

 

 

僕も当時は

難しいフィルインを練習するときに、

まずゆっくりから始めたかったので、

 

スタジオに入る前に

自宅の電子ドラムである程度のスピードで

叩けるようになってから生ドラムにいく、

という活用法をしてました。

 

そのおかげで、

 

スタジオでの練習も

より濃いものになり、

無駄なく時間を

活用することができました。

 

 

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ということで

ここまでの内容を

ざっくりとまとめると、

 

 

〇メリット

・バスドラの練習になる

・タム周りのフィルインの練習になる

 

〇デメリット

ハイハットの感覚が違う

・スネアの感覚が違う

 

 

という感じですかね。

 

なのでこの知識を念頭に置き、

 

電子ドラムでは

ハイハットオープンや

スネアの強弱の練習は

あまりしないようにして、

 

難しいフィルイン

バスドラムの練習は

しっかりと行うようにする。

 

 

たまに生ドラムで叩く時に

ハイハットオープンや

スネアの強弱感を

体で覚えながら練習するのが

 

電子ドラムと生ドラム、

2つをうまく活用した

練習の仕方だと思います。

 

 

 

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ここからは

電子ドラムの購入を

検討している人に向けて

お話になるのですが、

 

 

僕個人の意見としては、

 

高価な電子ドラムを

購入される必要は

あまりないかもしれません。

 

購入されるとしたら、

動きの確認と割り切って、

安価なものを購入されるのが

いいと思います。

 

それか、

足の練習に特化した

話になるのですが、

 

バスドラのペダルと足の練習パッドを

買った方が安上がりなので、

それと手の練習パッドの2つで

練習するというのもありだと思います。

 

 

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前回の記事も含めて、

 

デメリットの部分も

多くお話していきましたが、

電子ドラムでの練習を

否定するわけではありません。

 

僕が電子ドラムで練習していた時には、

それぞれの特徴をちゃんと理解せずに

練習していたので

変な癖がついてしまいましたが、

 

きちんと理解して使えば

ドラムの腕を上達させることの

できる素晴らしいアイテムです。

 

 

 

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日頃電子ドラムで練習している方で、

 

『生のドラムもしっかりと

叩けるようになりたい!』

 

『変な癖をつけたくない!』

 

という方は、

 

電子ドラムばかりで練習するのではなく

生ドラムで練習もしつつ

バランスを考えて

練習してみてください!