こんにちは！だいちです！
皆さんは何か曲の練習をする時に、
どうやってその曲のドラムを
練習されていますか？
耳コピ？
叩いてみた動画を見る？
恐らく大抵の方は
上記の方法で
練習して叩いて
おられると思います。
結論から言うと、
上記の方法でドラムを
練習しているとこの先
どこかで絶対に行き詰まります。
今ドラムに取り組む中で
さほど苦労せずに曲を
叩けるようになっている方も
いるかもしれませんが、
今後どこかでバンドを組んだり、
個人で練習されるにしても
取り組む曲が多くなってきたりすると、
記憶を頼りに叩いていた楽曲は、
いずれどこかで叩けなくなる日が来ます。
『自分は記憶力いいし、
一回叩けるようになったものが
叩けなくなるわけない』
そう思いますよね？
僕も昔は耳コピで
記憶頼りのドラムを
していました。
ある時、数ヶ月前に
練習していた曲を叩いてみると
全然叩けなくなっていて、
めちゃめちゃショックを受けました。
『前は余裕で叩けていたのに...』
"記憶力がないのだろうか"
"センスがないのだろうか"
色々と原因を考え、
悩んでいました。
ある時、
ふらっと立ち寄った楽器屋さんで、
自分の好きなバンドのスコア(楽譜)
があったのでなんとなく買ってみたんです。
初めは楽譜なんて読めませんでしたが、
毎日楽譜とにらめっこをして、
やっとその曲の譜面を見ながら
叩けるようになりました。
それから数ヶ月経ち、
ふと思いたってその時の譜面を出して
叩いてみたところ、数ヶ月前叩いたのと
ほぼ遜色なく叩けたんです！
『すげぇ！
全然練習してなかったのにまだ叩ける！』
と、当時衝撃を受けたのを覚えています。
”楽譜を読めたら
持ち曲が増えるんじゃないか？”
そういう思いから楽譜を読むことを始め、
今ではどんなに前に叩いた曲でも
楽譜を見ることでさほど衰えなく
叩く事ができるようになりました。
つまり僕が悩んでいた事の原因は、
記憶力がないことや、
センスがないことではなく、
【 楽譜を使ってなかった 】
ことにあったんです。
それと、楽譜を読む
もう一つのメリットとして、
曲の理解が深まること、が挙げられます。
例えばめちゃめちゃ難解な
超絶フレーズがあるとしますよね
それも楽譜さえ読めれば、
『こういう事だったのか！』
と、理屈がわかるようになります。
あと、
他の記事でも度々触れていますが、
プロのドラマーさんで
楽譜が読めない人はいません。
なぜならプロの現場では
音源が用意されずに
楽譜だけ渡される、
なんてことがざらにあるからです。
こう聞くと、だんだん楽譜が読めた方が
いい気がしてきませんか？？
『でも楽譜なんて読んだことないし...』
安心してください。
僕が実際に教えている生徒さんの
9割方は楽譜が読めない状態で
ドラムを習いに来られる方です。
そういう方々も、
ドラムをやっていくにつれ
だんだんと楽譜を読めるように
なっていっています。
中には自分でドラムの譜面を
書き起こせるようになり、
それを見ながら練習している
方もおられます。
これは主観でしかないですが、
僕はドラム以外にもピアノやギターを
少しかじったことがあるのですが、
その中でドラム譜は他の楽器に比べて
圧倒的に読みやすいです。
これからドラムを始める人や、
これまで楽譜を見てこなかった人は
これを機に楽譜を
読めるようになりましょう！
今までよりも
叩ける曲数が増え、
曲の理解が深まり、
見える世界が変わりますよ！
