ドラマーによるドラマーのための楽譜読み講座!【楽譜読み講座その①】

こんにちは!だいちです!

 

以前の記事で

【 楽譜を読むことの重要性 】

についてお話ししたかと思います。

 

まだ読んでいないという方は

まず先にそちらの記事を

読んでください!

 

 

今回は実際に、

 

『楽譜なんて読んだことない…』

 

という人に向けて

数回の記事に分けて

楽譜の読み方を

解説していこうと思います。

 

ドラムを上達させるにおいて

非常に大切なスキルなので

これを機に楽譜を

読めるようになりましょう!

 

f:id:daichi_drums:20200721033609j:plain

 

まず、

基本的な音符の種類について

説明していこうと思います。

 

まずこちら。

 

f:id:daichi_drums:20200731151752p:plain

これが【 4分音符 】です

 

 

 

 

 

次はこちら。

f:id:daichi_drums:20200731151804p:plain

さっきの4分音符にはたがついたもの、

これを【 8分音符 】と言います。

 

 

 

 

最後にこちら。

f:id:daichi_drums:20200731151814p:plain

先ほどの8分音符にさらにはたがついたもの、

これを【16分音符】と言います。

 

 

今紹介してきた

3種類の音符は、

それぞれ音の長さ(細かさ)が違います。

 

4分音符の長さを『1』としたとき、

8分音符は『0.5』

16分音符は『0.25』という関係になります。

 

 

つまり、

4分音符の方が大きく、

16分音符の方が細かいという訳です。

 

f:id:daichi_drums:20200731160207p:plain

 

 

そして、

4分音符1つ分の長さのことを

【1拍 】といい、

先ほどの数字の関係性から考えると、

 

 

1拍の中に、

 

4分音符は1つ、

8分音符は2つ、

16分音符は4つ、

 

入るということになります。

f:id:daichi_drums:20200731155545p:plain

 

 

 

下の画像を見てください。

線と線で区切られた

枠がありますよね。

これを【 小節 】と言います。

f:id:daichi_drums:20200731162217p:plain

1小節の中に、何拍音が入るのかは

その曲の拍子によって変わってきます。

 

4拍子なら4拍、

3拍子なら3拍、

2拍子なら2拍、

 

という具合です。

f:id:daichi_drums:20200731162636p:plain


この先お話していく内容は、

全て4拍子を前提としてお話していきます。

 

 

 

つまり、

【1小節=4拍】

ということになります。

 

下の画像が、

1小節の中にそれぞれの音符が

いくつ入るかを示した譜面です。

 

f:id:daichi_drums:20200731165416p:plain


ちなみに、

8分音符と16分音符は、

数が多いと見にくくなるので

1拍ごとに繋げてあげます。

 

f:id:daichi_drums:20200731165707p:plain

 

これを踏まえた上で、

 

例えば、

 

『4分音符は1拍の中に

いくつ音が入りますか?』

 

と聞かれたら、

 

答えは

『1つ』

になりますし、

 

『16分音符は2拍の中に

いくつ音が入りますか?』

 

と聞かれたら、

 

答えは

『8つ』

ということになります。

 

 

 

では問題です。

 

『8分音符は3拍の中に

いくつ音が入りますか?』

 

上に戻って考えていただいて構いません。

答えがわかったら

下にスクロールしてみてください。

 

 

 

 

 

答えは…

 

 

 

 

『6つ』

 

 

です。

 

8分音符は1拍の中に2つなので、

3拍で6つ、ということですね。

 

 

f:id:daichi_drums:20200717000107j:plain

 

 

 

なんとなくそれぞれの

音符の関係性がわかってきたところで、

実際にそれぞれの音符を叩いてみると

どうなるのか、音源で説明していきます。

 

まず4分音符です。

f:id:daichi_drums:20200731173234p:plain

 

 

 

いかがでしょうか?

 

音源内の初めに

『コンッ、コンッ』

鳴っている音は

メトロノームです。

 

メトロノーム1拍に1回音が鳴ります。

 

つまりメトロノーム

4分音符と全く同じということですね。

 

 

 

 

次に8分音符です。

f:id:daichi_drums:20200731173214p:plain

 

いかがでしょうか?

 

2回に1回、メトロノーム

音がぴったり合っているのが

おわかりいただけると思います。

 

 

最後に16分音符です。

f:id:daichi_drums:20200731173326p:plain

 

いかがでしょうか?

 

音源で聞くと音符がぎっしり

詰まっているのがわかりますよね。

 

メトロノームとの関係性で言うと、

4回に1回音が重なります。

 

 

それぞれの音符の長さを

より早く覚えるために、

口で言うとしたらどうなるか、

下の画像を見て下さい。

f:id:daichi_drums:20200730171308p:plain

 

4分音符はタン、

8分音符はタ タ、

16分音符はタカタカで言ってあげると

より覚えやすいです。

 

 

 

これを踏まえた上で、

今までの音符を繋げて叩くとどうなるか、

下の譜面を見ながら

音源を聞いてみてください。

 

その時に、

『タン』『タ タ』『タカタカ』を

口ずさみながら聞けると

 

さらに早く音符が

読めるようになりますので

試してみてください。

 

f:id:daichi_drums:20200730165000p:plain

 

いかがでしょうか?

 

音源を聞きながら譜面を追えた方、

もうだんだんと楽譜を

読めるようになってきています。

 

もしまだ譜面を追えないよー、

という方も、何回か音源を聞くと

絶対に追えるようになってくるので

安心してください。

 

ここまでは各音符を

1小節毎に分けてきましたが、

1小節の中にいくつかの種類の

音符が混在することもあります。

 

音源を流しながら譜面を追ってみてください。

f:id:daichi_drums:20200730165520p:plain

 

いかがでしょうか?

音源をリピートして

譜面を追えるようにしましょう。

 

 

ここまで全ての楽譜を

追えるようになれば

 

『ちょっとだけ楽譜が読める』

 

 というレベルになりました。

 

ではさらにそのレベルを高めるために

次の譜面も読んでみましょう。

 

f:id:daichi_drums:20200730171720p:plain

この問題の答えは、

次の記事の冒頭に解説しようと思います。

 

 

楽譜を読むレベルをより高めるため、

次の記事に進みましょう!