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激ムズなアクセント移動を可能にする方法【4ストロークその④】
こんにちは!だいちです!
前回までの4記事で、
4ストロークの叩き方と
それで得られるメリットを
練習パッドでお教えしていきました。
今回は実際に、
4ストロークを使って
ドラムセットでの演奏が
どのようになるのかを
お教えします。
ここで改めて
4つのストロークの特徴を
まとめてみましたので、
おさらいしていきましょう。
スティックの
叩き始めと終わりの位置が
高いか低いかによって、
4つのストロークに分類されます。
この4つのストロークをマスターすることにより、
『手が速く動かせるようになりたい…』
『もっとうまく
スティックの動きをコントロールしたい…』
『もっと強弱を
付けられるようになりたい…』
といった悩みを解決することができます。
まず練習パッドで叩き分けられないと
実戦で使えるわけがないので
練習パッドで叩けるようになってから
ドラムセットに行きましょう。
それでは実際に
4ストロークがドラムセットに
どう活かされるのか
見ていきましょう。
今回は『ONE OK ROCK』さんの
『完全感覚dreamer』のドラムイントロを
4ストロークの観点で
解説していこうと思います。
下の画像が
ドラムイントロの譜面になります。
音符の上に『>』が付いているのが
『強』いわゆるアクセントですね。
動画の後半に、
全ての音符をフルストロークで
叩いたver.も加えておきます。
比べてみてください。
では、叩いてみます。
いかがでしょうか?
動画後半の、
全てフルストロークで叩いたver.は、
全く強弱が付いてなくてダサいのが
お分かりいただけたかと思います。
(ちなみに、始めの1小節と2拍分は
今回のストロークの話とは
あまり関係ないので
そんなに触れません。)
それではこのフレーズを
4ストローク別に
振り分けると
どのようになるかというと
このようになります。
ゆっくり叩いてみます。
いかがでしょうか?
ストロークの仕組みをわかっていると
普段聴いている難しいフレーズも
強弱の付け方がわかり、
『ちょっとできそうかも…!』
と思えてきませんか?
がむしゃらに難しいフレーズを
練習するのはとてももったいないので
4ストロークを習得し、自分の好きな楽曲の
フレーズを叩けるようになりましょう!