この音符を覚えるだけでフィルインはバッチリ!フィルインによく使われる音符の形知ってますか?【楽譜読み講座その③】

こんにちは!だいちです!

 

早速ですが、

前回の記事の最後に

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この譜面をどう読むかと言う

問題を出させていただきました。

 

 

ではこの譜面に

発音の仕方と、

1拍を区切る線を足しますので、

改めて考えてみてください。

 

予想できた方は

下の音源を聞いてみてください。

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いかがでしょうか?

予想と合っていましたでしょうか?

 

 

 

では早速ですが、

今回は新しい形の音符を

ご紹介します。

 

この音符は、

フィルインにとてもよく

使われる音符です。

 

フィルインとは、AメロやBメロ、

サビ等の切り替わりの瞬間に

ちょっとしたフレーズを入れることです。

オカズとも言ったりしますね。

 

この音符を知っているかいないかで、

今後ドラム譜での段階で

難しいフィルインの習得速度が

大幅に変わってきます。

 

『難しいフィルイン

叩けるようになりたい!』 

 

『早く上達したい!』

 

そういう方は

しっかりと理解して、

周りの人と差をつけましょう!

 

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ではまずこちら、

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赤枠で囲ってある音符です。

声に出すときは『タカタン

発音して下さい。

 

この音符は

16分音符2つと、

8分音符1つ

1拍で見やすく繋げたものです。

 

リズムとしては、

この記事の冒頭で答え合わせをした問題の

3拍目のリズムと全く同じものになります。

 

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繋げた方がパッと見やすいですよね。

 

 

 

では次です。

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赤枠で囲ってある音符です。

声に出すときは『タッタカ』

発音しましょう。

 

 この音符は、

8分音符1つ

16分音符2つ

1拍で見やすく繋げたものです。

 

 

リズムとしては、

この記事の冒頭で答え合わせをした問題の

4拍目のリズムと全く同じものになります。

 

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こちらも繋げた方が見やすいですね。

 

 

ではここで、

今までご紹介してきた

音符(休符)をまとめてみました。

 

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ここまでの音符、

休符を抑えておけば、

大体の曲は問題なくこなせます。

 

 

 

それではここでやっと、

それぞれの音符を叩いていく

実戦練習に入りましょう。

 

スティックと練習パッドを

お持ちの方はその用意を、

どちらもない方は指と机などで構いません。

 

 

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それではこちらの譜面をご覧ください。

 

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以前読んでいただいた

楽譜なのですが、

今回は音符の上に、

【 手順 】を加えてあります。

 

 Rが右手、Lが左手です。

 

実際に叩いた動画がありますので、

それを見ながら一緒に叩いてみましょう。

 

左右反転して叩いているので、

鏡を見ながら叩いている感覚で

動画を見てみて下さい。

 



 

一緒に叩けましたでしょうか?

 

 

 

では次です。

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8分音符の手順が、

先程の譜面と変わっているのと、

カタンの手順に注意して

叩いてみましょう。

 



 

 

では次です。

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先ほどの譜面の

カタンの部分が

タッタカになった

バージョンです。

 

こちらも手順に注意して

叩いてみてください、

 



 

 

 

 

 

それでは最後の譜面です。

 

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発音の記載なしの状態の譜面です。

よーーく手順に注目し

どう叩くか、考えてみましょう。

 

 

 

 

 

 

予想出来ましたでしょうか??

 

 

 

 

 

ではこちらが発音の仕方と、

1拍に区切る線を加えた楽譜です。

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動画を見ながら一緒に叩いてみましょう。

 



 

いかがでしょうか?

 

ここまでの内容を理解できた方は、

 

『楽譜が読める!』

 

と言っていいレベルだと思います。

 

 

それでは最後に、

音符、休符のまとめを

もう一度おさらいしましょう。

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ここに挙げている音符、

休符の形を覚えておくと、

大体の曲は叩けるようになりますので

必ず覚えてください!

 

 

 

それでは次の記事からは実際に

【 ドラム譜 】にスポットを当てて

解説していこうと思います。

 

 

せっかくここまでリズムが

読めるようになったので

それをドラムに活かすために、

次の記事にいきましょう!

 

音符?休符?それぞれの関係性とは!?【楽譜読み講座その②】

こんにちは!だいちです!

 

 

さて、早速ですが、

前回の記事の終わりに

 

楽譜読を読むための問題を

出させていただきました。

 

早速ですが、

問題の譜面と、

答えの音源はこちらです。

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いかがでしょうか?

 

ちなみに言葉で読むとしたら

 

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このようになりますね。

 

合っていたという人も、

ちょっと惜しかったという人も、

 

今後譜面を読んでいく上で

最も大事なことは

【 1拍ごとに分けて考える 】

ということです。

 

先程の譜面を

1拍ごとに分けて考えるために、

1拍ずつに区切る線を引いてみました。

 

線が引いてある楽譜を見ながら

音源を聞いてみてください。

 

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こうやって1拍ごとに区切ってみると、

『タ タ』『タカタカ』『タン』『タカタカ』

が組み合わさっている

というのがわかりやすいと思います。

 

今後も楽譜を読んでいく上で、

【 1拍ごとに分けて考える 】

という考え方を、最も

大事にしてほしいと思います。

 

 

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それでは前置きが

長くなりましたが、

ここからが

今回のお話です。

 

 

前回、

〇4分音符

〇8分音符

〇16分音符

の、3種類の音符を

紹介してきましたが、

 

音符とは、

読んで字のごとく

音を出して演奏してあげる記号

のことですが、

 

それとは反対に、

 

休んで演奏しない記号もあります。

 

それを、【 休符 】と言います。

 

ということで今回は

休符について

ご紹介していこうと思います。

 

 

 

今回お教えする休符と

前回お教えした音符を

組み合わせることにより、

 

より複雑なリズムを

叩くことが出来るようになります。

 

 

逆に休符を理解しないままでいると、

 

テクニカルなリズムを習得する時に

楽譜を読める人に比べて

習得速度が遅くなってしまいます。

 

より速く、より確実に

難しいリズムを習得するために、

絶対に休符をマスターしましょう!

 

 

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それではまず1つ目、

 

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画像右の、変な形した記号を

【 4分休符 】と言います。

 

4分音符と同じ長さを、

休んであげる休符です。

 

 

 

では次です。

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右側の、

数字の7だか9だかみたいな記号が

【 8分休符 】です。

 

8分音符と同じ長さを、

休んであげる休符です。

 

 

では最後です。

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右側の、

鯉のぼりのシルエットみたいなやつが

【 16分休符 】です。

 

 

『休符は音符みたいに、

複数個集まったら繋がらないの?』

 

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休符は、

8分音符や16分音符みたいに

繋がるのではなく、

合わさってより大きい休符になります。

 

 

例えば、

16分休符が2つだと、

8分休符1つ分と同じ長さを

休むことになります。

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それと同様に、

8分休符が2つだと、

4分休符1つ分と同じ長さを

休むことになります。

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休符はどれだけ細かく集まっても

休むということに変わりはないので、

どうせなら楽譜を見やすくするために

より少ない休符の数にするという話ですね。

 

 

ここまで、

〇4分休符

〇8分休符

〇16分休符

3種類の休符について

お話してきましたが、

 

実際に休符入りの

楽譜を読んでみましょう。

 

 

 

 

まず、

4分音符と4分休符の楽譜です。

 

4分休符を読むときには、

『ウン』と口ずさみながら

読んでみましょう。

 

では下の音源を流しながら

楽譜を追ってみてください。

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いかがでしょうか?

2拍目と3拍目には

叩いていないのが

おわかりいただけると思います。

 

 

 

では次です。

8分音符と8分休符の

楽譜を読んでみましょう。

 

8分休符は『ウ』

発音してあげましょう。

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ちょっとこの辺から譜面が

ごちゃごちゃしてきました。

 

 

そんな時には、この記事の冒頭で言った

【 1拍ごとに分けて考える 】

を思い出して、譜面に

1拍を区切る線を引いてみましょう。

 

 

では下の音源を流しながら

楽譜を読んでみましょう。

 

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どうでしょう。

さっきよりも見やすく

なったんじゃないでしょうか。

 

 

 

では最後に、

16分音符と16分休符の

楽譜を読んでみましょう。

 

16分休符も、

『ウ』と発音してあげましょう。

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ではこれも、

1拍ごとに分ける線を引いてみましょう。

どこに線が引けるか、考えてみてください。

予想できたら下にスクロールしましょう。

 

 

 

 

 

 

正解は、、

 

 

 

 

 

 このように線を引くことができます。 

 

では下の音源を流しながら

譜面を読んでみましょう。

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一見難しそうに見えても、

1拍ごとに見てあげれば

そんなに難しくありません。

 

 

 

それでは、

1小節の中に今まで紹介してきた

音符、休符を

混ぜ込んでみます。

 

1拍ごとに区切って考えながら

読んでみましょう。

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読めましたか??

 

線ありの譜面を見ながら

改めて音源を聞いてみましょう。

 

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では次の問題です。

 

どういうリズムになるか、

予想出来たら音源を聞いてみてください。

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この辺からかなり難しくなってきます。

では線ありの譜面を見ながら

再度音源を聞いてみましょう。

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ここまでの楽譜を読むことができれば

 

『ちょっと楽譜が読める』

 

と言ってもいいレベルだと思います。

 

 

 

では最後に、

発音の記載なしの

楽譜での問題です。

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この楽譜の解説は

次の記事の冒頭にします。

 

 

『ちょっと楽譜が読める』

のレベルから、

 

『楽譜が読める』

のレベルにいくために、

次の記事へ進みましょう!

ドラマーによるドラマーのための楽譜読み講座!【楽譜読み講座その①】

こんにちは!だいちです!

 

以前の記事で

【 楽譜を読むことの重要性 】

についてお話ししたかと思います。

 

まだ読んでいないという方は

まず先にそちらの記事を

読んでください!

 

 

今回は実際に、

 

『楽譜なんて読んだことない…』

 

という人に向けて

数回の記事に分けて

楽譜の読み方を

解説していこうと思います。

 

ドラムを上達させるにおいて

非常に大切なスキルなので

これを機に楽譜を

読めるようになりましょう!

 

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まず、

基本的な音符の種類について

説明していこうと思います。

 

まずこちら。

 

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これが【 4分音符 】です

 

 

 

 

 

次はこちら。

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さっきの4分音符にはたがついたもの、

これを【 8分音符 】と言います。

 

 

 

 

最後にこちら。

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先ほどの8分音符にさらにはたがついたもの、

これを【16分音符】と言います。

 

 

今紹介してきた

3種類の音符は、

それぞれ音の長さ(細かさ)が違います。

 

4分音符の長さを『1』としたとき、

8分音符は『0.5』

16分音符は『0.25』という関係になります。

 

 

つまり、

4分音符の方が大きく、

16分音符の方が細かいという訳です。

 

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そして、

4分音符1つ分の長さのことを

【1拍 】といい、

先ほどの数字の関係性から考えると、

 

 

1拍の中に、

 

4分音符は1つ、

8分音符は2つ、

16分音符は4つ、

 

入るということになります。

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下の画像を見てください。

線と線で区切られた

枠がありますよね。

これを【 小節 】と言います。

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1小節の中に、何拍音が入るのかは

その曲の拍子によって変わってきます。

 

4拍子なら4拍、

3拍子なら3拍、

2拍子なら2拍、

 

という具合です。

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この先お話していく内容は、

全て4拍子を前提としてお話していきます。

 

 

 

つまり、

【1小節=4拍】

ということになります。

 

下の画像が、

1小節の中にそれぞれの音符が

いくつ入るかを示した譜面です。

 

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ちなみに、

8分音符と16分音符は、

数が多いと見にくくなるので

1拍ごとに繋げてあげます。

 

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これを踏まえた上で、

 

例えば、

 

『4分音符は1拍の中に

いくつ音が入りますか?』

 

と聞かれたら、

 

答えは

『1つ』

になりますし、

 

『16分音符は2拍の中に

いくつ音が入りますか?』

 

と聞かれたら、

 

答えは

『8つ』

ということになります。

 

 

 

では問題です。

 

『8分音符は3拍の中に

いくつ音が入りますか?』

 

上に戻って考えていただいて構いません。

答えがわかったら

下にスクロールしてみてください。

 

 

 

 

 

答えは…

 

 

 

 

『6つ』

 

 

です。

 

8分音符は1拍の中に2つなので、

3拍で6つ、ということですね。

 

 

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なんとなくそれぞれの

音符の関係性がわかってきたところで、

実際にそれぞれの音符を叩いてみると

どうなるのか、音源で説明していきます。

 

まず4分音符です。

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いかがでしょうか?

 

音源内の初めに

『コンッ、コンッ』

鳴っている音は

メトロノームです。

 

メトロノーム1拍に1回音が鳴ります。

 

つまりメトロノーム

4分音符と全く同じということですね。

 

 

 

 

次に8分音符です。

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いかがでしょうか?

 

2回に1回、メトロノーム

音がぴったり合っているのが

おわかりいただけると思います。

 

 

最後に16分音符です。

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いかがでしょうか?

 

音源で聞くと音符がぎっしり

詰まっているのがわかりますよね。

 

メトロノームとの関係性で言うと、

4回に1回音が重なります。

 

 

それぞれの音符の長さを

より早く覚えるために、

口で言うとしたらどうなるか、

下の画像を見て下さい。

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4分音符はタン、

8分音符はタ タ、

16分音符はタカタカで言ってあげると

より覚えやすいです。

 

 

 

これを踏まえた上で、

今までの音符を繋げて叩くとどうなるか、

下の譜面を見ながら

音源を聞いてみてください。

 

その時に、

『タン』『タ タ』『タカタカ』を

口ずさみながら聞けると

 

さらに早く音符が

読めるようになりますので

試してみてください。

 

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いかがでしょうか?

 

音源を聞きながら譜面を追えた方、

もうだんだんと楽譜を

読めるようになってきています。

 

もしまだ譜面を追えないよー、

という方も、何回か音源を聞くと

絶対に追えるようになってくるので

安心してください。

 

ここまでは各音符を

1小節毎に分けてきましたが、

1小節の中にいくつかの種類の

音符が混在することもあります。

 

音源を流しながら譜面を追ってみてください。

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いかがでしょうか?

音源をリピートして

譜面を追えるようにしましょう。

 

 

ここまで全ての楽譜を

追えるようになれば

 

『ちょっとだけ楽譜が読める』

 

 というレベルになりました。

 

ではさらにそのレベルを高めるために

次の譜面も読んでみましょう。

 

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この問題の答えは、

次の記事の冒頭に解説しようと思います。

 

 

楽譜を読むレベルをより高めるため、

次の記事に進みましょう! 

 

無理してませんか?速いバスドラムの2連打を可能にする足の動かし方

こんにちは!だいちです!

 

皆さんは曲を練習する中で、

 

『ドドッ』

 

といった

バスドラムの2連打に

苦戦した経験、ありませんか? 

 

 

『遅めのテンポの曲なら

間に合うんだけど、

速くなってきたら

間に合わなくなる…』

 

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ドラマーなら確実に

一回は直面したことのある

悩みだと思います。

 

 

恐らく、

この記事を読んでいる皆さんは

足の2連打を無理して

踏んでいると思います。

 

そのままの方法で踏み続けても、

この先、足の速度は

上がることはありませんし、

足を痛めることにもなりかねません。

 

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足の2連打を踏んでいて、

 

『無理して踏んでいる気がする…』

 

『踏んでいると足が疲れてくる…』

 

と感じる人は、

今すぐその踏み方をやめてください。

 

 

『じゃあどうすればいいの?』

 

 

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僕も昔、

足の2連打が踏めず

悩んでいた時期がありました。

 

ただ、調べていくうちに、

足の2連打を楽に踏むことのできる

ある奏法に出会ったんです。

 

その奏法を知り、習得してからは

スムーズに2連打を踏むことができ、

足の疲れも全く感じなくなりました。

 

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『速い曲のパターンを

叩けるようになりたい!』

 

『手と足が組み合わさった

かっこいいフィルイン

叩けるようになりたい!』

 

そういう方は、

今回お教えする奏法を

習得することで

それが可能になります!

 

是非最後まで読んでください!

 

 

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ではその足の2連打が

楽に踏めるようになる奏法とは

一体何なのか、

 

それは、

 

バスドラムのダブルストローク

 

です。

 

ドラマー界隈では、

略してダブルと言うことが多いですね。

 

 

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このダブルですが、

実はいくつか種類があります。

 

その中で、

僕が今まで使ってきて

オススメできるものを

2つご紹介しようと思います。

 

まず1つ目、

【 スライド奏法 】

です。

 

ペダルの手前で1打踏み、

そのまま足を前にスライドさせて

2打目を踏む、という奏法です。

 

実際に解説を加えつつ叩いてみます。

 

 



 

 

いかがでしょうか?

 

僕の評価としては、

 

習得しやすさ     ☆☆☆   

コントロールしやすさ ☆

速さ         ☆☆

 

という感じですね。

 

 

 

フットペダルの上を

足がスライドするような

奏法なのでスライド奏法と言います。

 

この足を滑らすような

感覚を掴むために、

初めは靴下の状態で

ペダルを踏んだりしていました。

 

 ちなみに、

僕が初めて足の

ダブルを習得したのは

このスライド奏法です。

 

 

2つ目は、

【 アップダウン奏法 】

です。

 

足の先の方で1打踏み、

足全体で2打目を踏む、

という奏法です。

 

では叩いてみます。

 

 

 

 

いかがでしょうか?

 

評価としては、

 

習得しやすさ     ☆☆   

コントロールしやすさ ☆☆☆

速さ         ☆☆

 

という感じです。

 

ちなみに、

今僕がバスドラのダブルで

メインに使っているのは、

このアップダウン奏法です。

 

 

ペダルの跳ね返りの感覚を

足の裏で掴むまでに

少し時間がかかるかもですが、

 

 ゆっくりから初めて

コツを掴みましょう!

 

 

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ということで

バスドラのダブルを

2種類紹介していきましたが、

いかがでしょうか?

 

どちらの奏法も、

 

『2回踏む』

といった感覚ではなく、

『一回の足の動きで2打踏む』

という表現の方が近いです。

 

2回とも踏み直して

いるような感覚の人は、

改めて先ほどの動画を見返して

ゆっくりから練習しましょう。

 

 

初めのうちは

スネアやフロアに手を置いて

体の重心が後ろに倒れないように

しながら練習してみましょう!

 

 

 

評価の方にも書いてはいますが、

スライドはアップダウンに比べて

2打のコントロールが少し

しにくい傾向にあります。

 

その点アップダウンは

かなりコントロールがしやすいので、

遅いテンポの曲でも、

この踏み方での応用が利きます。

 

長期的な目で見て役に立つのは

このアップダウン奏法だと思うので、

アップダウンの習得をよりオススメします。

 

 

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速いバスドラム

2連打を踏むためには足の

ダブルストロークを習得する

以外に方法はありません。

 

『速い曲のパターンを

叩けるようになりたい!』

 

『手と足が組み合わさった

かっこいいフィルイン

叩けるようになりたい!』

 

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という方は

ダブルストロークを習得して、

速い2連打が踏める

ドラマーになりましょう!

"左手がうまく動かない..."をなくすための練習法

こんにちは!だいちです!

 

 

皆さんは日々練習をする中で、

 

『左手が思うように動かない...』

 

『左右交互で叩く時に

左手が絡まってしまう...』

 

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といった経験ありませんか?

 

 

ここでいう左手とは、

利き手じゃない方の手の事です。

 

 

お箸を持つ手や、

歯磨きをする手が利き手なように、

やっぱり普段から使っていない方の手は

ドラムでも同様に動かしにくいです。

 

 

ドラムは、

左右で同じような動きを

する事も多々あるので、

 

右ばかり強くて左が弱い

みたいにバランスが悪いと、

結果としてリズムが汚く聴こえてしまい、

綺麗な演奏が出来なくなってしまいます。

 

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僕も右利きで、

やっぱり左手が右手に比べて

思うように動かせませんでした。

 

 

曲中のフィルインも、

手の速さは間に合うんだけど

なんか綺麗な連打にならず、

 

左手を右手レベルまで

動かせるように、

あらゆる練習を

試しまくりました。

 

 

その結果、僕が思う、

一番効果が出た

練習法が2つあります。

 

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1つ目は当時大学生の時に

先輩から教わった練習法で、

 

2つ目は日本を代表する

プロドラマーの方が、

自身の教則本で書かれていた練習法です。

 

 

この2つの練習法に出会ってからは、

 

練習する度にどんどん左手が

動かしやすくなり

今では右手とほぼ遜色なく演奏を

する事が出来るようにまでなりました!

 

今回はそんな

効果絶大な練習法を、

この記事を読んでいる

皆さんにお教えします。

 

『左手がうまく動かない…』

 

と悩んでいるアナタは、

是非実践してください!

 

 

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それでは、

左手が動かしやすくなるための

練習法とはなんなのか

について説明していきます。

 

 

まず1つ目は、

 

【 左手で右手の真似をする 】

 

ということです。

 

簡単に言うと、

左右で同じ動きをする

ということですね。

 

 

皆さんはいつも練習する時に、

左右別々に練習されると思います。

 

右手だけでやったり、

左手だけでやったり、

はたまた交互にやったり…

 

ただ意外と左右で同時に

同じ動きをする事はあまりないですよね?

 

 

実際にどういった

叩き方になるのか、

譜面と動画を例に

説明していきます。

 

今回の譜面です。

 

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なんの変哲もない、ただの8分音符ですね。

 

ではこれを左右同時に叩いていきましょう。

 

 



 

いかがでしょうか?

 

 

実際にやってみると、

いつも左手だけで

叩いている感覚よりも、

少し違う感覚になります。

 

 

 

左右同時に叩くと、無意識に

利き手の方の動きにつられて

左手特有のぎこちない動きが

なくなるのです。

 

 

 

この練習法では、

左右同時に叩きながら両手を見比べて

変な叩き方のクセがついていないかを

チェックすることもできます。

 

 

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以前の記事で

ダウンアップ奏法という奏法について

お話ししたと思うのですが、

左手でも習得したいと思い

練習するもなかなか習得できず…

 

ですが、この練習を通して、

左手だけの練習ではできなかった、

左手でのダウンアップ奏法

できるようになりました!

 

 

かなり嬉しかったのを覚えてます(笑)

 

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次に2つ目ですが、

 

【 いつもやっている基礎練習を、

左手スタートで行う 】

 

ということです。

 

『え、たったそれだけなの?』

 

と思われるかもしれませんが、

たったそれだけなんです。

 

そもそもなぜ右手が

叩きやすいかというと、

利き手であるということは

もちろんですが、

 

いつも右手から練習を始めている

という慣れから叩きやすくなっているんです。

 

左手から叩き始める事により、

左手をきっかけにした

リズムに慣れて、

今より叩きやすくなります。

 

僕も未だに

ずっとこの練習法を

日々続けています。

 

 

 

基礎練習自体は、

人によって練習量の差はあれど、

絶対にするものだと思います。

 

その練習を

左手から始めたり

左右同時に叩くのを

メニューに加えるという

たったそれだけで

 

今より左手が格段に

動かしやすくやすくなります!

 

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 『左手をもっとうまく

動かせるようになりたい!』

 

『両手綺麗に揃ったリズムを叩きたい!』

 

という方は、

今日の練習から実践して、

左手もバリバリ使える

ドラマーになりましょう!

 

家でも出来る!ドラムのビートのキレを良くする練習法

こんにちは!だいちです!

 

この記事を

読まれている方の中で、

 

『リズムパターンは叩けるんだけど、

うまく手と足がかみ合わない…』

 

『ここ一発のシンバルや

ハイハットと、足がずれてしまう…』

 

 

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といった、

 

【 手と足のリンク 】

 

について悩まれている方、

いるんじゃないでしょうか。

 

 

『たまに噛み合わないくらい

だから放っておいてもいいか…』

 

 

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と、

諦めたり、

軽視していたりしてませんか?

 

 

手と足がうまくかみ合わない

状態を放っておくと、

 

ドラムのビートの

キレが悪く聞こえたり

曲が盛り上がる瞬間のキメが

イマイチ決まりきらなかったりしてしまい、

 

客観的に聴いたときに、

 

『あのドラマー、

なんかイマイチじゃない…?』

 

と言われる原因になりかねません。

 

 

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僕も元々は、

そんなに手と足がぴったり合うような

ドラマーではなかったのですが、

 

ドラムセットがなくてもできる、

ある方法を実践することで、

手と足がだんだんとうまく

揃うようになってきたんです。

 

 

しかもその練習法を続ける事により

だんだんペダルが踏みやすくなり、

ドラムセットでのバスドラム

音量も上がっていきました!

 

 

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今回はそんな”イマイチなドラマー”

にならないための、

家でもできる手足のリンクの

精度を上げる練習法をお教えします。

 

 

『ドラムのビートのキレを良くしたい!』

 

『もっとバスドラムの音量をあげたい!』

 

という方はこの記事を

最後まで読んでください!

 

 

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早速ですが、その

手足のリンクの練習法とは

どういう練習なのかというと、

 

 

日頃のパッド練習に、

右足で足踏みを加える

 

 

という事です。

 

『なーんだ、そんなことか』

 

と思われる方もいるかもしれませんが、

多くの方は、その足踏みを

間違った方法でしているんです。

 

 

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恐らく皆さんが想像される足踏みは、

 

かかとを軸に、つま先を浮かせて

パタパタ踏むという

 

やり方だと思うのですが、

 

今回お教えする足踏みは、

つま先を軸に、

かかとを浮かせて踏むというやり方です。

 

実際にやってみます。

 



 

いかがでしょうか?

 

『なんでつま先じゃなくてかかとなの?』

 

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と、思われるかもしれません。

 

これは、

かかとを浮かせて踏むというやり方が、

ドラムセットでペダルを踏む動作に

似ているからです。

 

なので、

これを習得することによって

バスドラムの音量もあがる

という結果に繋がります。

 

 

それではその足踏みを

日頃のパッド練習に加えると

どのようになるのか

譜面を例に見ていきましょう。

 

 

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これは8分音符の譜面に、

右足を4分音符で加えたものです。

 

①〜③で記載してあるのは、

手順の違いです。

 

では実際に叩いてみます。

 

 

 

 

いかがでしょうか?

 

もう一つ譜面を例にあげて

見ていきましょう。

 

 

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 これは16分音符に

足を加えたものですね。

 

では叩いてみます。

 

 

 

 

いかがでしょうか?

 

動画で見ると

意外と簡単そうに

見えるかもしれませんが、

この練習でのポイントは、

 

右足と手がどれくらい

揃っているか、を意識する

 

ということです。

 

 

いつもの練習に

なんとなーく足を

加えるだけでは

何の意味もありません。

 

 

きちんと手と足が揃っているかどうかを

意識しながら練習することによって、

練習効率は跳ね上がり、

 

ドラムセットにいった時に

ビートのキレが今より数段良くなります。

 

 

いつもの練習に右足を加えるという

ほんの少しの差かもしれませんが、

 

その小さな差が積もり積もって、

やがて周りと大きな差

つけてくれることになります。

 

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少しでも

 

『ドラムのビートのキレを良くしたい!』

 

と思っているなら、

今日から実践して

キレキレのビートを叩ける

ドラマーになりましょう!

 

意外と知らない生ドラムの上達に繋がる電子ドラムの練習法【電子ドラムその②】

こんにちは!だいちです!

 

前回の記事では、

 

電子ドラムの特徴をきちんと知らないと、

電子ドラムの癖がついてしまい、

生ドラムをうまく叩けなく

なってしまうという話と、

 

電子ドラム

生ドラムと比べた時の

デメリットについて

お話させていただきました。

 

 

前回の記事を読まれた方は、

 

 

『じゃあ電子ドラムは悪いものなの?』

 

 

 

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という印象を

持たれたかもしれませんが、

そうではありません。

 

 

今回の記事では、

電子ドラムで

練習をすることによる

メリットと、

 

電子ドラムの購入を

検討している人に向けて

僕なりの見解で

アドバイスをしていこうと思います。

 

 

 

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前回、デメリットの部分で、

ハイハットとスネアはあまり

練習しすぎない方がいい

と言ったのですが、

 

では逆に、

電子ドラムでも練習になる部分、

いわゆるメリットはどこなのか。

 

 

まず1つ目は、

バスドラム

です。

 

 

 

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もっと詳しく言うと、

バスドラムではなく

ペダルの動きですね。

 

 

ペダルに関しては生でも電子でも

使うものとしては同じなので、

 

どれだけ練習しても

変な癖は付くことはないので、

安心してがっつり

練習しちゃってください!

 

 

いつでもどこでもペダルを

踏めるわけではないので、

自宅にそういう環境があると

足の動きは上達すること間違いなしです!

 

 

実際に僕がドラムを教えている生徒さんで、

ご自宅に電子ドラムがある方の方が、

足の動きは強い傾向にある気がします。

 

 

ちなみに、

以前の記事でも触れた

バスドラムのダブルは、

僕は電子ドラムで習得しました。

 

 

 

次のメリットとしては、

フィルインの動きの練習になる 】

というところですね。

 

 

 

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ここで言うフィルインの動きとは

主にタム系の動きの部分です。

 

 

例えばスタジオで、

初めて叩くフィルイン

動きを練習するのは、

とても時間がもったいないです。

 

電子ドラムがあるのであればいつでも

フィルインの練習が生ドラムを叩くのと

同じ動きで練習できるのでそういう使い方を

するのはとてもいいと思います。

 

 

僕も当時は

難しいフィルインを練習するときに、

まずゆっくりから始めたかったので、

 

スタジオに入る前に

自宅の電子ドラムである程度のスピードで

叩けるようになってから生ドラムにいく、

という活用法をしてました。

 

そのおかげで、

 

スタジオでの練習も

より濃いものになり、

無駄なく時間を

活用することができました。

 

 

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ということで

ここまでの内容を

ざっくりとまとめると、

 

 

〇メリット

・バスドラの練習になる

・タム周りのフィルインの練習になる

 

〇デメリット

ハイハットの感覚が違う

・スネアの感覚が違う

 

 

という感じですかね。

 

なのでこの知識を念頭に置き、

 

電子ドラムでは

ハイハットオープンや

スネアの強弱の練習は

あまりしないようにして、

 

難しいフィルイン

バスドラムの練習は

しっかりと行うようにする。

 

 

たまに生ドラムで叩く時に

ハイハットオープンや

スネアの強弱感を

体で覚えながら練習するのが

 

電子ドラムと生ドラム、

2つをうまく活用した

練習の仕方だと思います。

 

 

 

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ここからは

電子ドラムの購入を

検討している人に向けて

お話になるのですが、

 

 

僕個人の意見としては、

 

高価な電子ドラムを

購入される必要は

あまりないかもしれません。

 

購入されるとしたら、

動きの確認と割り切って、

安価なものを購入されるのが

いいと思います。

 

それか、

足の練習に特化した

話になるのですが、

 

バスドラのペダルと足の練習パッドを

買った方が安上がりなので、

それと手の練習パッドの2つで

練習するというのもありだと思います。

 

 

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前回の記事も含めて、

 

デメリットの部分も

多くお話していきましたが、

電子ドラムでの練習を

否定するわけではありません。

 

僕が電子ドラムで練習していた時には、

それぞれの特徴をちゃんと理解せずに

練習していたので

変な癖がついてしまいましたが、

 

きちんと理解して使えば

ドラムの腕を上達させることの

できる素晴らしいアイテムです。

 

 

 

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日頃電子ドラムで練習している方で、

 

『生のドラムもしっかりと

叩けるようになりたい!』

 

『変な癖をつけたくない!』

 

という方は、

 

電子ドラムばかりで練習するのではなく

生ドラムで練習もしつつ

バランスを考えて

練習してみてください!